【鳳凰の飛翔】34話35話36話 簡単あらすじと感想
2018年9月Netflixで配信が始まった中国ドラマ【鳳凰の飛翔】のあらすじと感想です。
衣装、セットなども重厚で美しく豪華なこのドラマは、史実とは一切関係のない完全なフィクションで、天盛という架空の国のお話です。
第六皇子【楚王・寧弈】をチェン・クン、【鳳知微】をニー・ニーが演じていて、【寧弈】を演じるチェン・クンの不思議な魅力と、【鳳知微】ニー・ニーの中性的な雰囲気がなかなかいい感じです。
観進むほどに、【寧弈】と【鳳知微】の魅力に引き込まれます。
34話あらすじ
魏知(鳳知微)は燕懐石と顧南衣になぜ急に青溟院に来ることになったのかが、第六皇子 楚王・寧弈とこれ以上親密にならないよう引き離すためで辛子硯の心配症の故だと話します。
青溟院の学生達は賭け事をし、魏知(鳳知微)の事をばかにしています。魏知はそんな大臣のドラ息子、姚揚宇と賭け事をして勝ち、打球でも勝って学生達を従わせます。
皇帝は常遠(閔国公)に司法は国に任せ、海賊の討伐に力を入れよと命じ常遠が閔海に帰る事を許します。
常遠が帰るとすぐに皇帝は寧弈を呼びます。金匱の中に後継者の名が書かれていない事を常氏はわかっているから寧昇を推挙するのだから、逆に金匱の中の名が皇帝の武器となるよう知らせた方が良いと寧弈は言い、その武器となる事を拝命するのでした。
寧弈はおとり(皇帝の武器)とも言える架空の後継者となる事にいら立っていました。しかし辛子硯と話し価値ある犠牲(心ある剣)となる覚悟をします。
姚丞相が青溟院にやってきて魏知(鳳知微)に『大成要略』を読んだ事はあるか?と聞きます。魏知(鳳知微)は読んだ事があったものの、宗先生に読んだ事を内緒にしろと言われた事を思い出します。
そこに韶寧公主がやってくるのですが、韶寧公主が青溟院に向かった事を聞いた寧弈も駆け付けます。寧弈はわざと魏知(鳳知微)を別室に連れて行き、自分が後継者と指名されたような発言をして韶寧公主に聴かせるのでした。
35話あらすじ
寧弈は慌てて帰って行った韶寧公主の様子を満足気に聞き帰って行き。魏知(鳳知微)は単なる駒として使われただけと知るのでした。
楚府に戻った寧弈は、辛子硯と母の事件の真相を調べていて、当時事件に関係した人物を探す事を指示します。
韶寧公主は常貴妃に王才人を殺した方が良いと寧弈を気にした発言をしていますが、常貴妃は悠然と構えています。
一方、魏知(鳳知微)は姚丞相の話していた大成要略の事が気になっていました。禁書になったその書は天盛を滅ぼす事が書かれているようでした。
朝廷では後継者がはっきりとわからない事による憶測が起きていました。そのために中立の立場をとる魏知に金匱を預けるという策がきまります。
赫連錚は青溟院に入門するための風変わりな試験を受けていますが失敗し、追い返されます。
金匱は寧弈の手によって魏知(鳳知微)に届けられます。
過去の事件の真相を話さないよう王才人に釘を刺してあった常貴妃親子でしたが、魏知に金匱が預けられた事で、常家の勢力を抑えようとする皇帝の策を警戒し始めます。
魏知(鳳知微)は辛子硯に金匱を預かるという大役は担えないと相談に行きます。しかし辛子硯は青溟を失っても殿下(寧弈)を守りたいと釘の役割に徹する寧弈への忠誠心を魏知(鳳知微)に伝えます。その言葉を受け鳳知微は金匱を守ると言い、その鳳知微を辛子硯は全力で守ると言うのでした。
36話あらすじ
王才人の館では 常貴妃から下賜された布に穴が開いてしまっていて、王才人は常貴妃の元に謝りに行きます。
魏知(鳳知微)は金匱をどこに保管するか考えた末、本物は顧南衣に預け、自分は偽物を保管します。
金獅国の王子赫連錚の元に、皇帝の誕生祝いの招待状が届けられ、赫連錚は鳳知微を調教すると言って皇帝の元に向かいます。
第六皇子 楚王・寧弈は母の関わった占壁の事件の証拠の写しを入手し、同時にその事件に王才人が掛かわった事を知ります。
常貴妃は金匱の中に書かれた名を知るために、皇帝の誕生祝いに魏知を同行させるよう韶寧公主に指示します。
魏知(鳳知微)は赫連錚からは鳳知微として、韶寧公主からは魏知として誕生祝いに同行を求められてしまいます。その事を聞いて寧弈は面白がるものの、魏知(鳳知微)を呼び出し脚を蹴って怪我をさせ韶寧公主からの誘いを断らせます。
鳳知微は醜い化粧をして赫連錚に同行を断らせようとしますが結局行く事になってしまい、良家の子女達と共に常貴妃に挨拶します。
一方、王才人は届けられた(寧弈からの)密書に苦悩していました。
廊下でばったり会った寧弈は鳳知微の顔を見て面白がり、寧弈に気のある令嬢には冷たく対応するのでした。
感想
金匱の事、雅楽の事件、そして誕生祝いの宴と3つの要素が同時に進行していて、少し分かり難かったというのが第一印象。
特に王氏のからむ雅楽の事件に関しては、指示をした常貴妃が内緒にしたいために圧力をかけていて、密偵の動きなどこれからなにか事件が起こるのだと思うのですが、まだ途中の段階なんですよね。
そして、34話では寧弈が皇帝の意向に沿って動き、犠牲になる事も覚悟しますね。
魏知(鳳知微)も赫連錚と韶寧公主の二人から招待され、どちらの姿でも問題があるわけです。本当はどちらとも出席したくないところをどうやって切り抜けるのかハラハラさせられます。
寧弈が鳳知微を意識する場面は面白かったですね。心配なのに態度は冷たい、側近達はみんな鳳知微の事が好きなのを知っているのに素直じゃないし。
それにしても廊下で醜い鳳知微とばったり会ったときの寧弈はめずらしい王子様らしい姿でしたね、令嬢に憧れられている雰囲気が素敵でした。
【鳳凰の飛翔】最終話まで観終わりました!すぐに語りたい感想(ネタバレあり)
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