【ザ・キング　永遠の君主】Netflix9話・10話　簡単あらすじと感想

Netflixで2020年4月から始まった韓国ドラマ【ザ・キング　永遠の君主】9話10話が配信されました。パラレルワールド（向かい合った別世界）を舞台にするファンタジー要素のあるお話です。

このドラマは韓国での放送とほぼ同時の配信です。韓国では金土に放送されていて、各話韓国で配信後アイコンの紹介文がなくても前週配信の話を視聴した後に続けて観る事ができました。

皇帝が支配する国の１９９４年からお話がスタートするのですが、皇帝だった父親が伯父に暗殺され、自分の命を助けてくれた人の残したIDカードの女性刑事をずっと探し続けて25年、立派な皇帝に成長した主人公イ・ゴンをイ・ミンホが。

もう一つの世界で刑事をしているチョン・テウルをキム・ゴウンが演じています。

あらすじ

2人は大韓民国側の母を訪ねて行きますが、偽装された住所でした。イ・ゴンはカン・シンジェが子供のころ大韓民国に連れてこられていた事、イ・リムの配下が大韓民国に潜入していた事を知り、配下の持っていた携帯電話に着信があった事でイ・リムが今大韓民国側にいる事を確信します。

イ・ゴンはチョ・ヨンを大韓民国に残し、チョ・ウンソプを連れて帝国に戻ります。捕まえたイ・リムの配下を連れて帰り、テウルから情報を得ていた帝国への侵入者イ・サンドも確保します。

一方、首相ク・ソリョンは自分と同じ顔をもつ別人の写る謎の新聞に注目し始め、母からもイ・リムに似た人物の話を聞きます。

また、ヨンのパソコンの中になぜか2年後の未来2022年の映像が入っていました。

イ・リムが25年経っても歳を取っていないと気が付いたイ・ゴンは、2020年旧正月の夜、帝国に入ったイ・リムを海雲台におびき出しますが、逆に市民を盾に取られウンソプが撃たれてしまいます。

民国側でカン・シンジェの調査をするチョ・ヨンはシンジェの本当の母親（帝国側）が皇宮の職員だと気が付きます。

そして、シンジェは自分が帝国出身の人間だったとテウルに話すのでした。

イ・ゴンはプヨン君に民国側へ行くために留守を頼むのでしたが、プヨン君はイ・リムに殺されてしまいます。

感想

カン・シンジェは昔から、帝国時代の記憶に悩まされていたんですね。でも、シンジェはテウルに協力してくれる存在のようでほっとしました。

7話から8話、9話から10話でもありましたが時間軸が　前後する為にわかりにくいところがありました。

他にも10話で『年越しまで後10日、残された時間は5時間』と言った後に、竹林でテウルと合い、皇宮に戻ったときには新年の前日でしたが、この10日間の事が出てきていません。私が何か見落としている？思い違い？　とにかく、何度か見直しましたがわかりませんでした。この先で出てくるって事でしょうか。それとも、あの空間を5時間調べてた？

こういった同時進行の2つの場所を描いた場合、どうしてもずれがでるのはわかりますし、サスペンスの手法として、一度出てきた場面の一部分を後から出して、理由付けするとしても、ちょっと前後幅が大きく、その場面の長さも長いのでわかりにくいに繋がっているのかもしれません。

イ・ゴンはプヨン君も殺されてしまい、益々追い込まれてしまいました。窮地に立たされた孤独なイ・ゴンがどんな風にイ・リムに立ち向かっていくのか、お話としては私はまだまだ面白く観ています。

【孤独】と言えば、チーム長が再三、『孤独と合っている』という場面が出てきますが、何か謎があるのでしょうか？

他にも、本屋の前にいる少年も謎。テウルがIDカードを落とした時の少年と似ていますよね。これからの展開が楽しみです。

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