【鳳凰の飛翔】１６話１７話１８話　簡単あらすじと感想

公開日： 2019/02/27 : 最終更新日：2019/04/07 ドラマ NETFLIX, 天盛長歌, 鳳凰の飛翔

２０１８年９月Netflixで配信が始まった中国ドラマ【鳳凰の飛翔】のあらすじと感想です。

衣装、セットなども重厚で美しく豪華なこのドラマは、史実とは一切関係のない完全なフィクションで、天盛という架空の国のお話です。

第六皇子【楚王・寧弈】をチェン・クン、【鳳知微】をニー・ニーが演じていて、【寧弈】を演じるチェン・クンの不思議な魅力と、【鳳知微】ニー・ニーの中性的な雰囲気がなかなかいい感じです。

観進むほどに、【寧弈】と【鳳知微】の魅力に引き込まれます。

１６話あらすじ

青溟院で男装した公主と争っている魏知（鳳知微）の前に馬方が現れ巻き込まれてしまいます。馬方を打つ公主を謝らせたのですが、遠くからその様子を見ていた顧南衣は、その馬方は相当の手練れな者だと言います。

楚王府の寧弈は最近よく寝てしまっていて、帝から遣わされた呉給使は最近帝も同じようによく寝ているというのでした。

数日後宮殿では皇帝が夢を見ていたのか、「刺客だ！」といって剣を振り回し、護衛を切ってしまいます。そして、寧弈もいつのまにか夜中に移動してしまい、そのことを自分が気が付かないという症状が出始めます。

青溟院の馬方を怪しく感じた魏知達は馬方のいる場所を探ると、そこにいる者たちは皆手練れな者達な様子でした。

寧弈は自分の不思議な体調が父とも関係しているのではと考えだし、１８年前から父とは一蓮托生であった事を突きとめます。

夜寧弈は手足を縛って寝ているのですが、そこに鳳知微がやってきて「血浮屠を見つけた」「助けて」と言う夢を見て目を覚まします。しかし、手足を縛っていたはずが外されていて、自分も別の場所にいたのでした。

鳳知微の事が気になった寧弈は辛子硯に会いに行き、自分の病が無寐という猛毒で起こる事、そして鳳知微が数日前から行方不明だという事を知ります。

宮殿で皇太子は自分が寧弈に贈った無寐の毒入りの指輪を趙淵が着けているいるのを見て驚き、その場で売ってくれと頼んだ事を常海に注意されるのでした。

１７話あらすじ

常海にこの事は静観した方が良いと言われたものの、皇太子は父が毒によって死ぬのを待つ事などとうてい出来ないと逆に常海を叱ります。

寧弈を見舞いにきていた趙淵は、以前寧弈からもらった指輪から何かが滴り落ちている事に気が付き、そのことがふたりの病の元になっていると気が付くのでした。宮殿にもどると皇太子が帝を見舞いにきていて、無寐の毒の話をしていました。

魏知（鳳知微）と顧南衣は馬方達に監禁されていました。

帝が体調不良のために、皇太子を監国に、そして寧弈には皇太子の代わりに青溟院の管理者となるよう詔がおります。そこで、趙淵は二人に指輪を見せ、さりげなく指輪が原因である事をほのめかします。

寧弈と辛子硯はこれらの事を結び合わせて考察し、皇太子が青溟院に血浮屠を隠していて、その事を魏知（鳳知微）に知られたので、寧弈になすりつけようとしていると思い至ります。そして、辛子硯はこれは好機で、鳳知微はただの駒だと言うのですが、寧弈は鳳知微を心配し、助け出すよう部下に命令します。

一方、皇太子は馬方の棟梁（血浮屠）達を青溟院から逃がすが魏知（鳳知微）を殺すよう命じます。

鳳知微は馬方の棟梁（血浮屠）の息子に助けられるのですが、息子は鳳知微をかばい、仲間の矢に当たって死んでしまいます。

蘭香院に逃げた魏知（鳳知微）でしたが、すぐに常海の兵に取り囲まれてしまいます。かくまう珠茵は常海に自分は朱承勝の娘だと素性を明かしたことで、殺されてしまいます。

結局、魏知（鳳知微）は棟梁に捕まっていました。息子の遺体の前で、魏知（鳳知微）は「自分の為に皆が死んでしまったのだから、私を殺しても良い、でも私の遺体を母の元に届けてくれ」と頼みます。母の名と宗宸の名を聞いた棟梁は、請け負ったと言い魏知（鳳知微）の簪を引き抜くのでした。

１８話　あらすじ

寧弈が青溟院に珠茵が死んだ事を伝えにきていると青溟院に火の手があがります。それは棟梁が遺体に火をつけたからでした。

寧弈が焼死体の刺していた魏知の簪を握り締め、彼女は死んでしまったと呆然としたまま邸に帰ると、そこには魏知（鳳知微）がいました。

生きていて良かったと喜びますが、鳳知微は自分のために二人の命が取られてしまった事にショックを受け、辛子硯を殺しに行くと言い出します。その事を思いとどまらせる為に、寧弈は辛子硯との関係を打ち明け、お互いに「無辜の命をとらない」「悪は根こそぎ絶つ」というの想いを信じる事を約束します。

また、寧弈と寧澄の会話を盗み聴きしていた呉給使に、自分は三兄の無実の罪を晴らし、この先無辜の命を取るような事のない善の政が行われる世になるよう謀をしていると言い、呉給使は「よろこんで殿下に付き従います」と言うのでした。

皇太子は皇帝に青溟院への行幸と無双国士の選出を提案します。そこには血浮屠を使って寧弈を嵌めようという皇太子の策がありました。実行者の棟梁はその話の帰りに、待っていたかつての仲間だった顧衍と遭遇します。顧衍は青溟院で寧弈を殺す振りをして、皇太子との関係を暴露するように言います。

皇帝を迎えて青溟院で無双国士選出の３つの問題が出されます。１問目までは答えられたものの、正解者が出なかった事で、皇帝は帰ろうしますが、辛子硯の発案で、顔を隠した魏知（鳳知微）が御前に召し出され、２問目を正解します。３問目は皇帝が新しく問題を出すことになりますが、魏知（鳳知微）はみごとな答えを言い、被り物を取り顔を見せるのでした。