【鳳凰の飛翔】４０話４１話４２話　簡単あらすじと感想

２０１８年９月Netflixで配信が始まった中国ドラマ【鳳凰の飛翔】が面白いです。

４０話からは第二皇子燕王・寧昇の不穏な動きで大きな何かが始まりそうな気配です。

衣装、セットなども重厚で美しく豪華なこのドラマは、史実とは一切関係のない完全なフィクションで、天盛という架空の国のお話です。

主人公　第六皇子楚王・寧弈（ニン・イー）　を陳坤（チェン・クン）、

ヒロイン鳳知微（フォン・ジーウェイ）（魏知）を倪妮（ニー・ニー）が演じています。

４０話あらすじ

第六皇子楚王・寧弈の元には第二皇子寧昇の動きが報告され、緊迫した事態になっています。

第二皇子寧昇のところにつれてこられていた魏知は寧昇から国の平和の為にと金匱の中身のすり替えを頼まれるのでした。

そして寧昇側から寝返っていた徐侍郎が寧弈のところにきて、金匱の中身をすり替えたあと魏知は殺される手はずだと寧弈は知らされます。

その事を盗み聞きした顧南衣は宗先生のところへ相談にいくのですが、宗先生は魏知を助けたらそのどさくさに紛れて第六皇子寧弈を殺せと指示します。

寧弈自らが兵を率いて出動し、三兄に絡む憎い敵でもある袁沖を追い込みます。その様子を遠くから矢で狙う顧南衣でしたが、矢を放った先は袁沖でした。どうしてそこにいるのか？と尋ねられ『殿下が死んだら彼女が悲しむから』と答えます。

宮廷では皇子や大臣たちが緊急招集されています。金匱を持った魏知と寧弈が宮殿に到着し、金匱の中の遺言が読まれるのですが、それは第二皇子寧昇の仕込んだ偽物で、皇帝の本当の遺言は、兄弟仲良くという内容でした。この事で、第二皇子寧昇は完全に失脚するのでした。

息子寧昇の命乞いにきた常貴妃の母の姿に免じ、皇帝は寧昇を死罪にしない事を決めます。そして常貴妃は毒を飲んで自害します。

皇位争いに危険を感じた魏知は燕懐石のすすめで都から出ることを考えはじめます。

４１話あらすじ

第七皇子寧斉は母王氏のもとを訪ね、母の想いとは反対な帝位を目指す事を伝えます。

第六皇子楚王・寧弈が皇帝に呼ばれ話をしているところに、魏知と燕懐石が閔海の海賊分布図を献上しにきます。閔海に行く口実を作りに来た事を察した寧弈は魏知に『逃げろ遠くへ、この汚い地から』と彼女を心配し想う言葉を告げます。

束の間の穏やかな時間、寧弈は鳳知微の事を想いながら館で辛子硯と芸妓の踊りを楽しみ、これからの策を相談するのでした。

一方、第七皇子寧斉は帝から妹韶寧公主の婿探しを命じられていました。そんな折、韶寧公主が魏知に言い寄っている姿を目撃し、韶寧公主が魏知を婿にしたいという事を知ります。

辛子硯は帝に謁見し、削藩の策を伝え、その策には機敏な使者として第七皇子寧斉が適任と話していました。ところが、そこに第七皇子寧斉が韶寧公主の婿候補を伝えにやってきます。

事もあろうに、一番候補は魏知で、帝も賛成するのでした。

寧斉は魏知の為に宴席を設け妓楼蘭香院の芸妓達を呼んでいました。その中に鳳知微（魏知）を見た事がある芸妓がいたため泥酔した振りをして退席するのですが、寧斉はその芸妓に昔の事を聞き出します。

４２話あらすじ

第七皇子寧斉は婿としてどうしても魏知が良いのかと韶寧公主に確認をし、婿候補の品定めの宴を提案します。

辛子硯は寧弈に魏知が婿候補になったことを伝えます。削藩の策を進めるにはとりあえず魏知が婿になる事とし、その後逃げられる様にするのが良いと辛子硯は言うのですが、寧弈は絶対に他の策を考えろと動揺するのでした。

第七皇子寧斉は寧弈に協力を求め、妓楼蘭香院で婿候補達の宴が開かれるのですが、酔った客との騒ぎが起こり寧弈と魏知は途中で退出してしまいます。

寧弈は寧斉に魏知の秘密を知られたと確信し、魏知（鳳知微）を助けるための削藩の策の変更をするよう辛子硯を説得します。

宮廷に出仕した魏知は待ち受けていた韶寧公主に婿になるのかと問い詰められ、断るのですが、韶寧公主に縛り上げられ帝の前に連れていかれます。そして、連れていかれる姿を見た金獅国の王子・赫連錚も魏知を助けるためについていきます。

その場を目撃した辛子硯は慌てて外に出ると、心配して宮殿に来ていた寧弈と会い、魏知の身が危うい事になっていることを伝えます。

帝にどうして婿になりたくないのか問いただされる魏知は、とうとう「魏知」というのは偽りの姿で、本当は女であることを告白し、死罪にして下さいと訴えるのでした。

駆け付けた寧弈は魏知の功績を称えるのですが、『功績があっても主君を欺けば死罪だ』と帝の怒りは収まりません。寧弈はその場を収めるため、とりあえず魏知（鳳知微）を刑部役人として牢に入れる事にします。

六兄寧弈の弱点を掴んだと、第七皇子寧斉は帝位に強気の姿勢になります。

鳳知微の母秋明瓔と宗先生は憂慮していた事態になったことから、国（大成）を再建するためにも鳳知微をどうにか助け出そうと画策します。

牢では鳳知微が涙を流しながら怯えた姿で座っています。牢に来た寧弈は彼女を助けるための２つの方法を提案します。

一つは妊婦には刑を遅らせるという法律を使う方法で、『その相手になっても良い』と寧弈は告げます。それはできないと言う彼女にもう一つの策を提案します。それは男装をして青溟院の院生になったのは寧弈の密命だったと告発する事でした。

感想

激動と感動の３話でした！　４０話で起こる第二皇子燕王・寧昇の失脚は親子の苦しい戦いでしたね。それでも、駒として動いた寧弈と、帝の行動が痛快でした。

寧弈を助ける顧南衣の心も垣間見えました。

それにしても韶寧公主の婿探しには、ハラハラさせられ、とうとう正体がばれてしまったわけで、これからの展開がすごく気になります。

今回の婿探し騒動では一気に寧斉が敵となって行きますし、赫連錚はなかなかいいやつじゃん！と味方になりそうな気配も？しました。

この３話で、寧弈の鳳知微に対する想いは真剣で、恋する気持ち、心配で仕方ない気持ちが全開になっていました。そして、鳳知微も寧弈のそれとは少し違っていたとしても、お互いにお互いを心配し想う心が表現されていました。

芸妓の姿が鳳知微に見えてしまうほど鳳知微が気になる寧弈がなんともかわいいです。その鳳知微の芸妓姿がまた妖艶で素敵でした。

今回は鳳知微の事が心配で心配でたまらない寧弈の場面が沢山あって、ベタな恋愛ドラマよりずっと素敵で面白いと思いました。このドラマの良さはこんなところではないでしょうか。

自分を悪者にするよう話して、牢から帰って行く寧弈の姿に深い愛を感じました。

とにかく、先が気になりますね！

【鳳凰の飛翔】Netflxオリジナルの中国架空歴史ドラマが面白い！

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