【第8回】英国イングリッシュガーデンの旅 ヒドコット・マナー・ガーデン
公開日:
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最終更新日:2017/06/25
イングリッシュガーデン イギリス, コッツウォルズ, ヒドコート・マナー・ガーデン, 海外旅行
旅の中心とも言えるコッツウォルズ地方のガーデン巡り。その中でも有名なヒドコット・マナー・ガーデンはローズ・マナー・ホテルからも北上した 北コッツウォルズの奥まった場所にありました。
旅行期間 2014、6,21~6,28 旅行会社ワールドブリッジ 催行人数25名
Hidcote Manor Garden ヒドコット・マナー・ガーデン
訪問日 2014,6,24
1907年にアメリカ人のローレンス・ジョンストンが移り住み独学で30年かけて作った庭です。個人の庭の概念を変えてしまうほどの大きさに圧倒されました。まるで大きな公園です。
駐車場からまずは園芸センターのような施設をすぎ、今はナシャナルトラストの管理になっている屋敷が庭の入り口になっていました。家の中を通り抜けると初めに作ったというこじんまりした庭があり、その向こう側にいくつものコーナーになったテーマのある庭が作られていました。
私はまず家の北側にある池と温室。そのまた奥にあるボーダーガーデンから観始めました。写真のボーダーガーデンに写る人の大きさで、この庭のサイズを想像して下さい。また、ボーダーの左側は果樹の庭になっていました。
もう一度家の前に戻ってくると西側に植え込みに囲まれた芝の舞台のような庭(一番上の写真)があり、その南側には赤い花の芝の道が西に向って作られていました。
芝の道で大きく区切られたエリア
この大きな庭園は大きく4つのエリアになっていて南北を区切る先ほどの赤い花のボーダーガーデンの途中には大通りという風情の長い芝の道がぶつかっていて東西にもエリアを区切っていました。
西のエリアはロックガーデンから自然の山道のような雰囲気に作られ、家に近い東のエリアは少し湿った場所を好む植物のコーナー、母親の名前を付けた黄色い花のコーナーなど小さくいくつものコーナーに作られていました。
噴水のある寒色系の花の庭や
緑だけのちいさな部屋のような庭など
コーナーごとの雰囲気は全く違っていてその数は25もあるそうです。色々な庭を作ってみたい、そんな庭造りを楽しんだ人だったんだと感じました。午前中いっぱいこの庭で過ごし、昼食の後、すぐ近く徒歩でも15分というキフツゲート・コート・ガーデンに向いました。
イングリッシュガーデンの旅
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