【花束に使う葉】使いやすい葉と良く使う葉の使い方 【シュトラウス】
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最終更新日:2018/03/31
フラワーアレンジメント 使い方, 花束, 葉
花束を作る時に花だけでは形がまとまらないものです。また、ひと言に花束と言っても、贈呈用花束とそのまま飾れるシュトラウスと呼ばれる花束があります。
それぞれに使い勝手が違うので 別々にご紹介します。まずはシュトラウス。
シュトラウス
この花束はもらった人がそのまま花瓶に入れる事ができるようバランスを考えて作られた花束です。飾るときには紐は取らずにそのまま飾ります。
基本は丸いドーム型ですが、左右に流れをつけたりもできます。
シュトラウスでは中心から花を増やして行くので、たくさんの材料が必要になります。花がたくさんあればそれでもよいのですが、葉物を入れるとなると、花と花の間の空間を作るなど役割が必要になります。
■クッション性■ 花と花の空間を作る
■外周■ 花だけの花束でも細かい花などが折れたりしないよう外周を包む
■色味■ 花の色だけではない緑色の素材として
■デザイン性■ 花束全体の形や色味に変化をつける素材
アスパラミリオン (クッション・デザイン・色味)
花と花の間の空間を作る意味でアスパラミリオンはとても使いやすい材料です。程よく花と花のクッションになってくれます。また、柔らかいラインを出したい時に重宝です。
ナルコユリ (色味・外周・クッション)
全体の姿にボリュームがあり、クッション性も出せます。また、葉の模様など作品へ緑のアクセントとして使え、外周に一回り包むように使うと花を保護する役割もしてくれます。少し反っている形を上手く使ってください。
レザーファン (外周)
葉の色が少し暗いので、使う時にはその事を考慮する必要があります。クッションとして使う場合は少し他の材料より短めに使った方が、作品が暗くなりません。外周で花束を包むように使うのには適した形です。1枚でかなりの範囲をカバーする事ができます。
レモンリーフ (色味・外周)
とても爽やかな明るい緑で作品の緑色として使うのに向いています。花だけの花束でも外周にレモンリーフを使うと優しい雰囲気です。
ドラセナ広葉タイプ (色味・外周・クッション)
ドラセナにも色々ありますが、ここでは葉の幅が7cm、一枚の葉の長さが30cmほどあるタイプの広葉をご紹介します。色も緑色と褐色とあり、かなり強い雰囲気を持っています。
大きな花束でしたら葉を1枚にして長い状態のまま使えますが、良く使われている方法は葉を外側へ、半分に曲げて使う方法です。曲げた葉は下をホチキスで留めておきます。
この方法で外周に使うと、ボリュームが出せます。途中に入れるとクッション性もあり花を少なくできる事とデザイン性も上がります。
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