【展示用花装飾】花の持ち具合は気温が大きく影響!
公開日:
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最終更新日:2021/05/08
フラワーアレンジメント 花の持ち, 花装飾
絵画作品展(リリス会場)10月4日~10日の7日間の長期花装飾が終わり、リリスでの総括をしてみました。
まずは一言で言えば、花の痛みが思ったより早かった事です。
10月なのに30度になってしまうような暑さ。
花屋さんにも思ったような材料は少なく、予定していたイメージに材料は揃いませんでした。
会場が広い事もあるので、メインの花は大きめと決めていました。
そんなイメージでギリギリ選択した、ダリアとユリ。ダリアは暑さに弱いのですが、他にこの大きさで華やかな花が無かったというのが現実。
このあたりが注文しないで購入しなくてはいけない 私の辛いところです。
どちらにしても、この時期、9月末10月頭までは材料が少ないわけで、その上気温が高かったという2つの要素が重なってしまいました。
使用材料 月曜購入と(自宅庭材料)
<黒壷材料> ドウダンツツジ、ユリ、ダリア、カラー、ホトトギス、ケイトウ、ドラセナ、ワレモコウ、(シラン葉)(ホトトギス)(ミズヒキソウ)(山ぶどう葉)
<小品材料> バラ、デンファレ、アンスリューム、ドラセナ
金曜追加購入
小菊2種、菊、カーネーション、アンスリュームの葉
日曜追加購入
小菊、アジサイ
開催1日目火曜
上記のような購入時の悩みはあったものの、初日午前の活けこみは順調に進み、ほぼ持っていった材料を使い切りました。
この黒い壷を使うのは久しぶりでしたが、使い勝手、準備を含め時間的(約2時間)にも予想通りな感じに活けられました。
今回は花屋で購入したもの以外にも、庭からシラン、ミズヒキソウ、ホトトギス、山ぶどうを持っていきました。
これら自分の庭からのものは水揚げが難しいのですが、とりあえず初日は瑞々しく雰囲気を出す素材になっていました。
他の小品では、置き場所が日の当たる所だったのであまり材料を入れすぎないようにしました。
2日目水曜
水の減りは予想以上に早く、ダリアに少し疲れがあるように感じました。
ミズヒキソウは葉が枯れていたので葉だけを取りました。山ぶどうの葉も枯れているところを取り。シランの疲れて見える物を新しい物と取替えました。
基本的にはそのまま観れる感じです。
ユリの開花も初めの1輪のみで、他は全てつぼみ状態でした。
3日目木曜
やはり、前日、前々日の高温多湿で、ダリアはかなり痛み出していましたが、午前中見たときにはまだ観れる状態でした。
この日にも枯れてきていた葉を取り、疲れて見えるシランは新しい物を入れました。
水は口から2cmほど下まで入れてきています。
4日目金曜
この日は、私も、依頼者である友人も会場に行かない予定の日、前もって朝に水を足しておいてもらうようお願いしてありました。
ところが、午後にかなり枯れていると連絡が入り、急遽、行く事になりました。
ダリアが枯れているのが目立つのかもしれないという事で、花屋に寄り新しい材料を買う事にしましたが、全くイメージに合うものがなく、ダリアの代わりに小菊の咲いているものを買っていきました。花屋には月曜に購入した時と同じダリアがまだあり、綺麗な状態だったので、会場ではかなり暑かったのではと思いました(夕方5時から空調が切られてしまうので)
かなり枯れてしまっていたダリア↓
会場に到着し、一番驚いたのが、ドウダンツツジが1本枯れて、葉が縮れている事です。
雰囲気からして、水が無く枯れてしまったのではないかという事で、水をチェックするとかなり下までありません。朝の足し方が少なかったのか、入れてもらえなかったのかな?という状態でした。
ダリアは小菊に取り合え、その他もいくつか入れ替えました。
ドウダンツツジに関しては、形を崩さないために、枯れた葉を取り除き、枝振りだけを残す事にしました。
小品物のデンファレもかなり茎が痛んでいて、日が当たっていた事が影響したと思います。この作品ではバラを使用していましたが、バラは開ききった状態だったので、カーネーションに代えてきました。
水は全て抜き、新しい水に換え、閉会時間を過ぎてから掃除機をかけたりとかなり時間が掛かりました。
5日目土曜
前日花を取り替えた事で、いくらか美しさを復活していたようで、今日は来なくても大丈夫ですよと言っていただきましたが、
行かなかった日にああいった状態になった事もあり、夕方に行き、かなり茎が痛んでいたケイトウを取り除き、小菊を入れてきました。
やはり、水は朝入れてもらっていても、くびれ位置より下になっていました。
ユリは3番花まで開花。
6日目日曜
会期は明日までですが丸2日あったので、花屋で新しい材料を買い、ケイトウのあった場所を緑のアジサイと白の小菊、花屋に花が無かった時のために家から持っていった秋明菊に入れ替えました。
ケイトウを入れた初日↑
入れ替えた6日目↓
水も一度痛み出すと、痛む進みが速いので、全取替えをしました。
枯れていたドウダンツツジも少し残していた葉に元気な物もあって、水が上がってきている様子でした。
7日目月曜
最終日で夕方の撤収。
入れ替えた菊などは綺麗な状態。ユリも1番花は枯れていましたが、それ以外は大丈夫でした。
リンドウなども、枯れた花も付いていましたが、取り除けば観れる状態で、意外と持ちました。
野ばらなどは全く問題ない状態で、ドウダンツツジも葉が少し落ちだした程度でした。
他の小品などもまだ鑑賞できる状態だったので、4日目の水が無くなっていた状態がなければもう少し持ったかもしれません。
どちらにしても、この夏のような暑さで予想以上に痛んでしまったという事だと思います。
終わっての感想
唯一事前に注文しておいた材料、ドウダンツツジがやはり、高く付いた(価格)事です。やはり注文すると高くなるって事。そのあたりが予定より高い材料費に繋がってしまいました。
もう一つ、思っていたより暑く花の痛みが早くなってしまったというのは想定外。予定では土曜あたりにメインの花を少し取り替えるようになるかもと思っていたわけで、ここまで暑い日が何日もあるとは・・・。
今回の投げ入れでは留めにする枝などを使わない分、沢山入れて、動かないようにしていました。そこが暑さで痛んでしまったようです。真夏だったとしたら、入れ方も少し違っていたかもしれません。もちろん材料も!
というわけで、思わぬ暑さをもう少し、予想すべきだったかもしれません。
秋だから秋の雰囲気にしたいと思ったわけです。
ともあれ、この古い壷が使える大きい作品をつくるのは久しぶり。とても楽しかったです。
さて、明日からは山手234番館の準備が始まります!良い花がありますように!!
山手234番館での作品展は山手・石川町・富岡地域の生徒さんの作品約50作品で 10月13日~18日まで開催です。
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Comment
きれいに飾ってあるお花をみるのは楽しいものですが
こんなにご苦労があるんですねー。
タイヘン!
せっかくお誘いお葉書頂きましたが
伺えなくて申し訳ないです。
急に秋めいて来たので山手の方は
少しご苦労がないと良いです。
ブログのお写真を楽しみにしています。
今回はあの暑さで大変でした。
生の花なのでしかたないんですけどね・・・