【花装飾の準備作業】スムーズな作業になるようにやっぱり準備は大切です!
公開日:
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最終更新日:2016/11/30
フラワーアレンジメント 準備, 花装飾
絵画教室作品展の花装飾での仕事の準備段階をまとめました。
依頼されて
初めに会場の広さの確認、置き場所、作品数、予算から、大体の作品概要を決めました。
一つは公共施設のあっさりとした広いギャラリー。
次の週に、もう一つ公共施設ですが、建物自体が保存指定されている洋館での開催です。
それぞれ、全く違う雰囲気の会場、その会場に合った作品にするために、広いギャラリーは和風で少し大きい作品と小作品の計3点。
洋館は小部屋という事もあるので、洋風で中小作品を3~4点。
と決め、それぞれについて花器やその他備品の準備を始めました。
ギャラリーの作品準備
広い空間に置くために、家にあった骨董の大きな壺を使う事にしましたが、直接床に置くには少し小さめ。少しでも空間を埋めるために大きめな花台を準備する事にしました。
この花台は板を購入し焼き入れで作りました。作ったときの記事はこちら。
もう一つ、小さい作品を置くための背の高さのある花台も必要という事で、こちらも自宅にあった古い飾り台をリフォームしました。こちらの塗装法もこちらに書いています。
その他、手持ちの籠などもいくつか準備しました。
もうひとつ、活け込みに使う道具も準備。
会場の床を汚さないためのシート、ゴミ袋、水を壺に入れるバケツ、撤収時に水を抜くポンプなど。
そして、花屋さんに枝ものなど少し大きい材料を仕入れておいてもらうよう依頼しました。
展示風景
洋館の作品準備
こちらは小ぶりな部屋が3つなので、それぞれに花を飾ります。
花を置く台も洋館の備品はまず使えないので、受付横に置く作品用にピアノ椅子。
中央の部屋に置く折り畳みテーブル。テーブルをデコレーションするアイテム。
奥の部屋用に花台、それぞれに準備。
その他、アレンジに使う小道具等。
展示風景
洋館ではアレンジした物を搬入するので、自宅でほぼ完成させておかなくていけないわけで、1作品はプリザーブドフラワーであらかじめ作っておく事にしました。
以前、別の洋館で個展をした際、花瓶からあふれる水に困った事もあり、なるべく水が外に出難いデザインにする事にしました。
あとは、当日花屋さんに行ってイメージの花がある事。ここで思った材料がなかったりすると、大変な事になるのですが、前もってしっかり注文してしまうと材料費が高くなってしまうので、しっかりと注文はしません。その時花屋さんにある花を使う事で、私は材料費を抑えています。花屋さんの通常の品ぞろえを信頼するしかないわけです。
今回は2つの作品展が2週につながっていた事もあって、段取りに気を使いました。
搬入、搬出などの車手配(筆者は運転できない)。
花をいつ買いに行くか、どのタイミングで作るか、どうやって運ぶかなど。シュミレーションし、運び安いデザインを選択しています。
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