【フラワーアレンジメント】色とりどりの花を入れるポイント

少し大きめのアレンジなど同一の雰囲気ではない花を一つの作品にまとめるポイントを、【水彩画展】で会場を飾ったアレンジでご紹介します。
花屋さんで花を選ぶ時に困るのは、作品のメインとなる花達や魅力的な副材が無い時です。同系色でまとめるというのが一番簡単な方法ですが、それすらできない事も多いものです。
今回の作品の材料を選んだ時の花屋さんの様子↓↓

この写真の他にバラやカーネーションなどの冷蔵室がありましたが、魅力的な材料が無かったわけです。一番目についた花はこの写真にある白いブルースターでした。水彩画展の会期中、花が持ってくれなくては困るので、花もちの良い白のカーネーションを組み合わせるところからスタートしましたが、本数が少なく、あまり新しくない予感もして3本だけ白と白を組み合わせました。この段階で、何色かの見る位置によって違うデザインにすることを決定しました。
白のブルースターを8本にして白のブルースターの続きに黄色のバラ。白いカーネーションの続きに青みのピンクのカーネーションを選び。ピンクに合う水色のブルースターと薄ピンクのサクラコマチを選びました。

はっきり言えば、この選択は色のつながりが弱い(トーンや色相環)組み合わせです。もう少し隣り合った色味を選ぶとアレンジが簡単になります。
器にオアシスをセットし、外ヘリだけ少し斜めにカットしています。形は上面を低めにしたフロウイングスタイル(溢れ出る)のオールサイドです。

はっきり見る位置で違う色味と決めていますから、3~4方向から見る事を想定して其々のフォーカルポイントごとに入れ始めます。
今回は白いカーネーションとブルースターのエリアから始めました。↓↓完成時の白エリア。

この後、少し離れた場所にピンクのカーネーションエリアを入れ、反対側に黄色のバラエリアと、それぞれのフォーカルポイントから外側へ広げていく要領で入れていきます。↓↓途中段階。

今回は飾る場所的に1方向は裏側という状況が想定されたので、ピンクと黄色の間は別に購入していた藤色のカンパニュラでおとなしめに仕上げました↑↑と↓↓。

正面エリアは3か所で設定。




フロウイングの雰囲気を出す素材が無かった事もあり、雲竜柳と利休草、アイビーで動きを付けています。
水彩画展の会場での様子↓↓



観る位置によって色味が違う作品は、観る人にも楽しい作品になります。観た方それぞれに『私はココが好き』とお好みを話されている様子を何度か耳にしました。
少し大型だと均一には入れられない事が多いものです。色エリアを決めてそれぞれのフォーカルポイント付近を3分の1程度入れたら、隣のエリアも同じ位入れ、フォーカルエリアを広げて行く要領で、となりとのつながりを入れるという方法はどこから見ても華のある作品にできます。お試しください。
同じ花器に全く雰囲気の違う花材を一つに入れた作品もこちらでご紹介しています⇒https://sonna-kanji.com/archives/14301
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