遺品整理をしていて思う事・・・

母の葬儀の後、事務的な事をこなしつつの遺品整理をしていますが、確実に片づけて良い物と、そうでない物を仕分ける事しかできていません。
衣類などはビジネスライクにやっていたのですが、母が熱心に勉強していた書道や鎌倉彫。お遊び程度だったと思っていた水墨画の注意書きの熱心さ、編み物の作品の網目や寸法の記録帳などなど、今の私の年代にやっていた様々な事の熱心さ、80歳を過ぎた頃からの作品などを見ると簡単に整理できないと思いました。
80歳過ぎから始めたはがき絵を見ると、もっと褒めてあげれば良かったと思ってしまいます。辛口批評家だった私は本当に素敵と思う作品以外は褒めていなかったからです。
母は書道などは師範を持っていましたし、鎌倉彫もかなり打ち込んでいたので、私の中では別格扱いでした。なので、褒めるもなにもありません、私には到底できない事でしたから。
私達娘に遺してあげられるようにと彫ってくれた鎌倉彫の沢山の作品は、遺品という感覚ではありません。それ以外の、お稽古事の記録や作品の数々が母の人となりを語っていました。
そんな沢山の勉強をしていた証を妹と見ながら、「おばあちゃん、すごく頑張ってたんだね」とあらためて思い、今の自分、これから先の生き方を考えさせられました。
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Comment
なかなかクリエイティヴな人生を送られたんですね。
近しい人が亡くなると残されたモノに心が惹かれますね。
遺作品展をやられてはいかがですか。親族、お知り合い
で思いをはせるのも供養になると思います。
人間の一生は長いようで短い、一瞬の輝きのようなもの
かもしれません。それだけに生きた証を残された母上は
素晴らしい方だと思います。
ABさん
母はよく、「若い頃にもっと勉強しておけばよかった。」と言っていました。
夫を50代で亡くした後の一人の時間を、めいっぱい使って書道や鎌倉彫に充てたのだと思います。
元々、器用だったので得意な事を頑張ったのだと思いますが、書道を練習した形跡などすごい!と感心します。
戦中、軍事工場での奉仕でほとんど女学校も行けなかった青春時代を過ごした母。
自分の好きな事などできなかったエネルギーを、精一杯つぎ込んだのだと思います。
私の母は我が家に同居するときに
かなりの整理をしてしまいました。
主に実家に住むことになった妹がやってくれたのですが
母にとっては大切なモノもあっさりと処分してしまい、母を悲しませました。
「だって、うちには入り切らないんだもん、しょうがないでしょ」と冷たく突き放しました。
亡くなったあとのモノも我が家の断捨離とともに、ほとんど処分してしまいました。
ほんとに、もっと感心したり褒めてあげれば良かったと、今は思います。
寂しい思いをさせてしまったなと
申し訳なく悲しく思います。
CDさん
本当にもっと褒めてあげれば良かったと思いました。
同居してからの17年間は、日々の生活で起こる様々な問題で、お互い素直な気持ちで居られない事が多くなりました。
もっと穏やかな気持ちで過ごさせてあげられたら良かったとも・・・。
これが居なくなって感じる事なんですね・・・。