【フラワーアレンジメント】オアシスを使わないナチュラルな方法
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最終更新日:2025/03/27
フラワーアレンジメント オアシス使わない, スイセン

今月はスイセンの葉を使って吸水性スポンジ(オアシス)を使わないアレンジをレッスンしました。
花が終わってまだ緑の綺麗なスイセンの葉を使ってみました。スイセン以外でも同じ種類の葉などを使う事ができます。
写真を写しそびれてしまいましたが、切った葉はなるべく先端が揃うようにするのがポイントです。先端を揃え、10センチ程度に切ってラフィアなどの紐で束ねます。切り口をしっかり揃える事で、自立させます。’スイセンの場合、根本近くは葉も太くどっさり切っても先端部分だけにするとかなり嵩が減ります)
後は切り口が水に入るようにして、葉の隙間を使って花を配置します。挿した花の茎が水にまで届くようにすることが大切です。

↑↓ 緑色のラフィアを使ったHさん、緑のラフィアなので束ねた部分が目立たないまとまった雰囲気になっています↓

先端部分だけでなく、根本側をドラセナとピンクのラフィアで巻いてもう一つ作品ができました↓

冒頭の写真のSZさんはナチュラルカラーなラフィアで束ねた部分もはっきりとデザインに入れています↓

Iさんはスイセンをゆったりと太めに束ねて全体に花も短く入れて安定感のある作品になりました。


みなさん、切り落とした根本部分とドラセナの葉でもう一つ作っています。写真ではこの作品の面白さがいまひとつお伝え出来ていないのですが、オアシスが無くても入れられるという方法の一つとして提案してみました。
緑の葉の綺麗さも水に入っているので、長持ちします。もっとたくさん使って大きな作品にすることもでき、緑のベース割合を多くするとおしゃれでデザイン性の高い作品も可能です。身近な材料でお試しください。
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