【フラワーアレンジメント】秋のガーデンスタイル
公開日:
:
最終更新日:2020/11/15
フラワーアレンジメント ガーデンスタイル, バークチップ, ロウヤガキ, 柿
今月は秋をイメージしたガーデンスタイルをレッスン。季節の景色を小さく切り取ったデザインです。
今回は足元を隠す素材に生の花や葉だけでなくバークチップを使ってみました。
バークチップは鉢植えや花壇の表面に敷く木の皮を乾燥させた物です。
花材も小さな花を使いたかったのほとんどポット苗を使いました。グリーンはヒムロスギとブルーアイスを使っています。
お皿にバークチップを岩場のように配置して滝つぼのような景色も造ったHさんの作品(↑)は本当に水墨画の秋の景色のようです。
バークチップが見事に岩場のように見えます。
今回は材料として初めてロウヤカキ(老爺柿)を使ったのですが、盆栽に仕立てる事のできる木なので、とても繊細な枝ぶりです。
その枝ぶりをシンボルツリーのように目立たせたSUさんの作品↓。
明るい秋の日差しを感じる作品です。
柿のエリアを分けて可愛い雰囲気に仕上がったIさんの作品。
バークチップと小菊のエリアがとても良い感じです。
柿がたわわに実った枝ぶりを上手に配置して、バークチップで断崖をつくったSIさん。
狭い空間の中に沢山の表情があって楽しい作品です。
写真にすると少し地味な印象で、空気感を感じてもらえないのが残念です。
どの作品にも秋の風が流れて素敵!
そしてガーデンスタイルにバークチップはとても良い材料だとわかりました。
コロナ禍でのレッスンにもだいぶ慣れてきました。
皆さんマスクをしてのレッスン。
少しの時間、お花に触れて、癒される。
こんな時だからこそ、大切な心の栄養剤としていいですね。
関連記事
-
-
【クリスマスリース】グリーンを使ったナチュラルなリースをレッスン
今年のクリスマスリースはグリーンリースで大きめリボンというシンプルなデザインにしました。上の写真は自
-
-
ハロウィンを演出するフラワーアレンジの方法
フラワーアレンジでハロウィンを楽しむ方法をご紹介。季節のお花の中から少し濃い目の色や 濁った色味の花
-
-
【水彩画教室作品展】1000人以上のお客様に観ていただき6日間が終了しました!
17日から開催していた、山手234番館での水彩画展が終了し、飾っていたお花を撤収してきま
-
-
お正月ですがシュノンソー城のクリスマス
日本ではお正月に変わっていますが、クリスマスの期間て1月6日までが一般的とされています。11月にロワ
-
-
【桃の花】を使った春のフラワーアレンジにグロウイングはお薦めのデザインです!
今月は枝物を使ったフラワーアレンジをレッスンしました。2月はお雛様に向けて桃の花が花屋さんでも目をひ
-
-
【花束縛り方】ひもを使って花束を縛る縛り方、覚えておくと手を離さずしっかり縛れます!(作り方)
花束を自分で作っても、最後に縛るとき手を離してゆるくなってしまったりしませんか?花屋さんでは輪ゴムを
-
-
講習会準備作業継続中
講習会の準備作業はまだまだ続いています。短い時間内でそれなりな完成度の作品を作って帰ってもらうには、
-
-
【企業催事講習会用】試作品を制作中!東京堂にも行ってきました
来月初めという事で依頼されている【企業催事講習会】詳しい事は絵画展の花装飾が終わってからという事にし
-
-
【フラワーアレンジメント】今だけの花材を使って初夏を楽しむバスケットアレンジ
一年のうちで季節の花が花屋さんに一番多い季節。そういった材料を使って季節感を
-
-
テーブルで楽しむ【多肉植物】の簡単寄せ植え(作り方)
観葉植物として最近人気の エアープランツや多肉植物は手軽に室内で楽しむ事ができます。 場所もとらず手