【鎌倉石】も年季が入ってきました!墓地の維持はホント大変!
今週日曜に99歳で亡くなった祖父の13回忌があります。なので、小春日和になった今日はお墓掃除に行ってきました。
落ち葉には数日早く、明日明後日のお天気ではお掃除しても落ち葉だらけになるかもしれないのですが、タイミングを逃すと掃除できない事になってしまうので行ってきました。
生垣のカイヅカイブキが思いのほか伸びていたので、まずは生垣の剪定から始めました。
ゆうに2時間掛かって終了。
この墓地をこの場所に移動したのは、祖父。昭和初めに本堂横の本家の墓所からこの場所に分家の我が家の分だけを調べて分け移動したそうです。
『どこでも好きな所にしていいよ』という住職のお言葉で、『裏山上段の一番日当たりの良い所にしたんだよ』
そう言って自慢していました。
本堂裏の墓地入り口と無縁仏様の墓所
我が家の墓地が見える中腹の水汲み場
自慢していた事のもう一つが 【鎌倉石】
『【鎌倉石】で作ったんだよ!』何度聴いたか分からないくらい聴いた【鎌倉石】という単語。
それがどんなものかは分からないけど、そんな風に言うといのはきっと良いものなんだろうと子供心に思ったものです。
【鎌倉石】を調べてみると鎌倉藤沢地域で産出されていた凝灰質砂岩だそうです。
鎌倉時代から昭和初期まで産出されていたそうですが、現在は採石が禁止されていて、文化財の補修用にかつて切り出した物や使われていた石を保管しているそうです。
石そのものの性質が柔らかく、風化しやすいので、詫び錆びを好んだ鎌倉古寺の雰囲気を出すのに向いていたそうです。それでもあまり産出されない希少価値のある石だったので【石材のダイヤモンド】なんて言われているのだそうです。
そこまで希少な石だったとは最近まで知らなかったわけで、ただ子供達にも『ここは【鎌倉石】で作ってあるんだって』と話していただけでした。
とはいえ、めずらしいけど【脆い風化しやすい石】という事。
たった90年で入り口の階段も削れてしまっています。
その祖父が植えた生垣も大きくなりすぎ、お寺の方針でも石垣に変えていかなくてはいけないのですが、この広さの墓地を直すには相当費用が掛かりそうで、維持していくのも結構大変です。
【宝くじ】が当ったらいの一番でお墓の改修!といつも思っているのですが、なかなか当りそうもありません。
私の保険金!・・・なんて思っても長生きすると保険金も少なくなって行くし・・・。
さて、お墓の維持も結構大変というお話でした(汗)
関連記事
-
-
林が宅地に開発される様子 その1(伐採)作業員さんはすごい!
1月24日から工事が始まりました。 うっそうとした笹の下草を刈っている音からスタートしました。こんな
-
-
私にとってはハードな4日間のスタートです!
PMS合唱団の【マタイ受難曲】演奏会を2月10日に控えて、7日と8日はオケ合わせです。そして7日木曜
-
-
【犯人に疑われた】時の嫌な経験!思い出したくないけどこんな事もあるんです
日常の中でなかなか経験しないけど、実際経験もしたくない事ってあります。そんな嫌な経験ですが、いつ遭遇
-
-
今年の夏庭は桔梗が少なくなりましたが、赤い朝顔が仲間入りしました
毎年、夏の朝の楽しみは朝顔です。私の好み的には涼しげな水色や紺色ですが、今年は目の覚めるようなピンク
-
-
グリーンカーテンの【山ぶどう】で果実酒は造ってはいけない?!
今年は豊作だったグリーンカーテンの【山ぶどう】。まだ青い実も付いていたので、収穫しないでいたのですが
-
-
【椅子張替え】ダイニング椅子の張替えをする事にしました(注文まで)1
この家を建てた時買ったダイニングセットで25年使っています。椅子の座面を布にした事でここ数年でかなり
-
-
【ヨガマット】フローリングのゴロ寝用になかなかいいです!
アトピー対策に絨毯を撤去した我が家。絨毯を外して一番生活に支障をきたすのは夫です。 すぐ横に和
-
-
【焼き入れ】7年使った花台の傷やシミを再焼き入れで補修しました!
7年前に白木から作った花台に水が染みた痕や角が割れたり、キズが出来てまったので補修の為に再焼き入れを
-
-
【2018年賀状】投函日と配達日調べてみました
今年も年賀状の投函日と配達日調べてみました。ここ数年は配達のスピードが上がった事もあって、以前のよう
-
-
【調整豆乳】スーパーで品切れだったけど、ここでならいつでも買える!
今日スーパーで豆乳を買おうと思ったらなんとキッコーマン(紀文)【調整豆乳】が品切れでした!隣に置かれ