【ヨハネ受難曲】民衆になりきってあざける!叫ぶ!には正確さが必須
昨日のPMS練習はコラールの復習からスタートしました。
3・5・11・14・15番と歌って、先週入った21b・21dを練習。
21bでは先週もご指導のあった、曲上で繰り広げられる情景の演出をはっきり付ける事。
21dでは細かく早い十字架音形をそれぞれのパートが正確に意識して歌う練習をしました。
この『十字架音形(型・程)』って前回ヨハネを歌った時にも、とても印象に残った言葉です。宗教曲を歌っていると感じる時間になります。
合唱を趣味として歌っているとこういう瞬間に、宗教心も無くとても失礼な事をしているような気分になります。
と、そんな私の事はともかく、後半では21fに入って、益々狂気に正当性を叫ぶ民衆を練習。そんな追い詰められて行く緊迫感を出すためには音も言葉も正確さが要求されます。
わざわざ、外したようなぶつかる音など、いい加減な音を出したらそんな曲の表情も曖昧になってしまいます。
2部に入ってからの民衆はある意味現代の群集心理とも共通するような場面に感じてしまいます。
これが正しい!と主張し叫んでいる人達の狂気・・・人間はいつの世も同じ?・・・
なぁ~んて硬い話しになりましたが、そんな民衆の狂気と、コラールの歌うイエスへの『思い』をしっかり表現できる、表現者になれるよう練習したいと思っています。
来週は17番、22番のコラールに入るそうです。
関連記事
-
-
ボイトレでフランス語らしさを練習しました
先週は久々に完全休業になったピノ。今週はT先生のボイトレと自主練習でした。1週休みになっただけで凄く
-
-
基本はしっかり押さえて自分達の歌に
今週のピノは先生練習。合唱祭での結果を含めて改善部分を検討しました。人数が少ない故の改善部分を色
-
-
息を節約しない流れのある歌い方の基本をご指導いただきました!
今週のピノはT先生のボイトレとM先生の練習になりました。前回から使っている広々した会場に思い切り広が
-
-
新年初練習 アカペラの発声は音符串団子のイメージで
昨日はピノの初練習。ボイトレと自主練習でスタートしました。ボイトレではパート内発声を揃えたいという事
-
-
【Petites voix】気持ちよい和音と気持ち悪い和音をしっかり歌う
難解な音がたくさんあるこの曲。 とは言え、綺麗な和音の部分もあります。そんな綺
-
-
母音を繋げ流れを作る 歌を歌う基本を確認練習しました!
久々のピノの練習に行ってきました。8月に入ってからお盆や工事の為に一度も練習に行けていませんでした
-
-
【マタイ受難曲】一度きりの瞬間をしっかり表現して歌う集中力が重要ですね!
残すはオケ合わせだけとなったPMS。いつもより1時間早いスタートで練習しました。今まで指導された事の
-
-
意識、体調のコントロールは自分の責任!
今週のピノはコンクールまで先生練習はあと3回。ばっちり練習参加するぞ!と意気込んでいた私ですが、棚経
-
-
今年最後の練習はサンハートで密度の濃い練習になりました!
22日、ピノは令和4年最後の練習でした。久しぶりの二俣川サンハートでの先生練習。今週は2週続きでした
-
-
【オラトリオ 聖パウロ】理想の音を思い浮かべて一度で歌えるようになろう!
今週のPMSもホール練習。先週も練習した29番を丁寧に復習しました。 前半はリズムに