【リース型フラワーアレンジ】初夏の花で生花リースの作り方とポイント
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最終更新日:2017/05/30
フラワーアレンジメント リング型, 入れ方, 生花
生花を使ったリースアレンジ。リングの形はお洒落でかわいい作品になります。ちょっとしたポイントを注意したら素敵なアレンジが作れます。
今回はそんなポイントをご紹介しながらご説明します。
吸水性スポンジは吸水の仕方に注意
市販のリング型のスポンジを用意します。今回は20cmを使っています。大体1個1000円前後です。
水を張ったところにそっと浮かべるように置いて下さい。四角いスポンジだと自然に沈んでいきますが、リングの場合は、始めにちょっとだけ斜めに水に浸けるとそこから沈んでいきます。
※この時絶対に強制的に沈めたり、上から水を掛けたりしないで下さい、一度表面だけが濡れるとその後、空気の逃げ道がなくなって中に水が浸みなくなります※
水の浸みたスポンジの角を少し落として(面取り)おくと、アレンジしやすくなります。
ゾーンを分けて入れ始める
挿し始める前に材料をどんな風に入れるか、前もってある程度デザインイメージしておく事が大切です。
今回のような色々な色を使う場合は、色を少しグループにしてゾーンをつくって入れていくとお洒落に入ります。
クリスマスのような均一にヒバを入れていく場合でも、フォーカルポイントになる花の位置は先に入れておくとイメージしやすくなります。
今回の花材ではボリュームのあるビバーナムを先に配置して白い色のゾーンをつくりました。
そして、短く低く入れるのがポイントです!
その後は青系の花、クリーム色のゾーンを作り、そこから両サイドに花の部分を広げていく入れ方をしています。
リング型の基本
■短く入れる 長く入れてしまうと中央に空間が無くなってただのラウンドに見えてしまいます。
■中央にしっかりなにも入らない空間をつくる 上と同じように空間が無くなるとリングに見えなくなってしまいます。
■内側の部分にも花を入れてポイントをつくる 下の写真は内側にもバラを入れて華やかに
下の写真ではリング内側下方にマトリカリアを入れています
葉の緑はいくつか組み合わせて
花の分量があまりない作品で、葉を美しくお洒落に入れるには、何種類かの葉を組み合わせる事がポイント。下の写真で○の付いている部分にはアイビーが入っていて、とりあえずスポンジは隠れていますが、このままでは隠れているというだけ。
そこにニゲラの葉を何本か足し入れるとそれだけでも、その場所に優しい雰囲気がでます。
花があれば、ニゲラの花も入れれば1つの花でもお洒落なコーナーが作れます。
このテクニックはどんなアレンジにも使えます。
ちなみにこの写真のビオラの下に、先ほど上で説明したマトリカリアをその下にはエミールを入れリング内側を華やかにしました(矢印の書いてある写真参照)
また、近くでばかり見て作っていると外周の下側になにも入っていないという事になってしまいがち、途中で少し離れて観てスポンジが見えているところが無いよう注意してください。
リング型のアレンジはテーブルに置いてテーパーキャンドルなどを立てるとお洒落なテーブルアレンジにもなります。
ワイヤーを通してフックをつければリースとして飾る事もできます。ただ、この場合はスポンジから水が落ちても良い場所に飾るようにして下さいね。
今回のレッスンでの作品↓
フラワーアレンジに使う葉をご紹介しています↓
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ワイングラスに手軽なアレンジ方法をご紹介↓
【庭の花を使って】フラワーアレンジ ワイングラスへの入れ方ポイント
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