いただいた花束を綺麗に入れ直す方法

お祝いや送別などで花束をいただいた時、そのまま入れられない花束だったり、複数もらって途方に暮れるなんて事があります。
そういった時に、綺麗にまとめるポイントをご紹介します。
今回は2つの花束をいただいた場合でご紹介します。いただいたのはオレンジが主の大きな花束と、ピンクでまとめられた可愛い花束です。


花の雰囲気(系統)が同じならまとめる事ができます。 今回の花でも、たとえば片方がアンスリュームやモンステラといったトロピカルなものだと難しいので別々に飾った方が無難です。とはいえ、色が同じ系統だったりすると、混ぜて使う事は可能です。
今回の場合は2つの色味がオレンジからサーモンピンク、サーモンピンクからピンクへというグラデーションが可能な色でしたので、まとめて入れる事にしました。
まずは、花束をばらして同じ花ごとに整理します。

別々の花束でも、ばらして整理すると同じ系統(トーンが似ている)ものがあったりします。ここでは、サーモンピンクのバラとカーネーション、さらにピンクのバラへ色のつながりを感じます。なので、それらのつながり部分をどこに配置するかを決めます。
アレンジしていくうえで、花として目立つひまわりとユリをどう配置するかもポイントです。真ん中にこちらに向けて入れると、かなりインパクトの強い作品になります。逆に、花の顔をちょっと外向きに入れてあげると優しい雰囲気になります。
今回は、全ての花が同等に見えるよう、ユリとひまわりは外向きに配置し、サーモンピンクの花達を中心に白とピンクのエリアからオレンジと黄色のエリアとなるよう配置しました。
吸水性スポンジ(オアシス)を使わず花束にまとめ直すのが簡単な方法です。
≪花束の作り方≫
◆2つの花束の大きさが違っているので、ばらした後はじめに花の長さをある程度揃えます。
◆水の中に入る部分の葉やとげなどを取り除き、茎だけにします。
◆中心部分になる花を決め、その花に合う花を2から3本手に持ちます。ここではサーモンピンクのバラとカーネーションにピンクのバラでした。
◆デザインを左側が白いエリア、右側が黄色オレンジエリアとイメージして🌀の要領で外側に花を配置していきます。
◆カスミ草は量も少ないので白のエリアにまとめています。
◆最後に紐か輪ゴムで結わきます。紐の結わき方はこちらでご紹介しています。
◆花瓶の水は多めにして、結わき目より上まで水に入るようにします。
ちなみに、今回は私が留守の時に家族がお花をいただいてきたので、帰ってみたらこんな感じに水に入っていました↓↓(笑)

蒸し暑い毎日でしたが、水を取り替えながら10日ほど鑑賞することができました。

関連記事
-
-
元気だった母が想定外だった有料老人ホームに入るまでの1年間
94歳の母が有料老人ホームに入所する事になりました。この1年間の変化を予想することはできませんでした
-
-
【宝くじ】高額当選者の確率がダントツ高いのはみずがめ座!
昨日のニュースで宝くじの高額当選者過去10年の統計というのを聞いて、これはやっぱり買いに行かなくちゃ
-
-
ダイエット4週間目の結果
チョコです! 人生の中で最大値を記録してしまった4週間前・・・。 4ヶ月前にノロウイルスにかかり減
-
-
重なる時は重なる・・・ブログがなかなか書けない言い訳です!
スマホの不具合からの機種変。その後、あれこれ急な用事が入ってなんとなくブログを落ち着いて書けていませ
-
-
妹の○暦誕生会は女子会で!
人生の大きな節目の誕生日を迎えた妹が、普段お世話になっているお友達と母、姪、娘などで女子会を開きまし
-
-
4日リリスに絵画展の【花装飾】をしてきました 開催は10日までです
4日にリリス(本郷台)に水彩画教室の作品展の花装飾をしてきました。9時半に会場に到着し、作業開始。
-
-
フラワーアレンジ講習会手順(企業催事)①事前準備
企業がお客様を集めて企業の宣伝を兼ねた講習会をするという企業催事。今回はその講習の手順をご紹介。今回
-
-
おすすめ動画フラワーアレンジ おしゃれアレンジ作り方 (ポーラ・プライク)
海外のフラワーアレンジを紹介する動画をまとめてみました。本場イギリスのフローリスト ポーラ・プライク
-
-
畑の野菜と雑草で七草粥!普段の日常のスタートです!
今年の七草粥は畑にあった物で作りました。なので四草粥・・・。すずな(カブ)、すずしろ(大根)、はこべ
-
-
【菜の花】おひたしで楽しんで 今日は夏庭に向けて種を収穫!
庭も春の花から夏の花に変わる季節になりました。今年は花を観るより食べる方で楽しませてくれた菜の花もも
- PREV
- 変わりゆく音楽史の間で造られたミサ曲
- NEXT
- 【クリスマスオラトリオ】裏拍で喜ばしく軽快に!


