コロナウイルス対策を重視したホールの舞台でした!
合唱祭に参加してきました!3日間で77団体の参加だったようです。
今回は舞台に上がれる人数に20名までという制限があっての開催でした。私達のように元々人数の少ない団は良いのですが、多いところは参加できない事になります。
人数制限があった事で、中学高校などの合唱団が2つなどのグループに分かれて出場するというケースも多かったように感じました。
リハーサルも省略。着替えも無し、マスクを着用し客席から舞台に上がって降りるという、楽屋の狭いスペースを使わない工夫がされていました。
私達は2日目のBグループ。
朝10時30分から練習を開始し、1時間15分体操や発声練習をし、昼食をとって会場入りしました。
会場では靴の消毒もあり厳重な予防対策です。
会場ではすでに演奏されていて、私達は自分の出番の2つ前に入場する形でした。
今回は歌う曲の【ぶどう】【すみれ】にちなんで、薄紫と白の衣装にしました。
ここで、一番驚いたのが、舞台の様子です。
舞台上にはピアノの後ろにビニールの衝立があって、檀の2段目の人は数人、そのビニールにすっぽり覆われてしまうのです。ピアニストを飛沫から守るための衝立と分かるのですが、その向こう側に立つことになった人はどんなにか残念な気持ちになったのではないでしょうか。
歌い手も2m近く離れた指定の場所に立つと、舞台の横幅いっぱいに広がって、端の人はさぞや孤独だったと思います。
幸い私は中心に近い位置で、その衝立の影響も無かったので他の方ほど影響はありませんでしたが、いつも孤独な舞台になる音楽堂の舞台がより孤独に感じた事は確かです。他のパートがはるか遠くで歌っている感覚です。
とにかく音楽堂はいつも孤独な印象なので、とにかくいつもと同じように歌おう!と普段の練習でご注意のあった事を思い出しながら、息を流し、曲の流れを意識しながら強弱を付ける事に神経を集中して歌いました。みなさんもきっと同じように頑張ったのではないでしょうか。
それでも、最後の一番練習した決めの和音前で力尽き、今まで崩れた事のないところから歪み始めてしまいました(泣)練習してきて、直前にはかなり良くなっていたので、残念でなりません。
舞台で歌い、観客に聴いてもらえる機会として、楽しい時間だったと言いたいところですが、そこまでの練習がきっと自分達の実になってくれていると思う事にします。
この困難な状況下に大会を運営してくださったスタッフの方達には感謝したいと思います。
関連記事
-
-
【オラトリオ 聖パウロ】2024年1月20日紀尾井ホールに向けて練習スタートしました!
PMS合唱団36期 メンデルスゾーン【オラトリオ 聖パウロ】の練習が72名でスタートしました。PMS
-
-
【マタイ受難曲】もっと下品に!もっと厳しく!そしてもっと柔らかく!
今週のPMSは日曜練習、練習会場も私にとってはいつもより近いので助かります。30番からスタートし、5
-
-
校歌を練習しに40年ぶりに高校に行ってきました
【青春かながわ校歌祭】というイベントがあるという事を、このお話を聞いて初めて知りました。2018年度
-
-
【おかあさんコーラス】関東大会に向けて和音確認自主練習!
県合唱祭も終わって、ピノの次なる目標は来月7日の【おかあさんコーラス関東大会】!合唱祭での録音を聴き
-
-
和音を作る基本を練習!プログラムも届いて配信が楽しみです!
今週は音楽係のSさんが発声練習から和声を体感する練習を組み込んでの練習になりました。簡単なスケールで
-
-
残響の中で美しく、切れ味の良い歌い方をするためのプロセス
演奏会まで1ヶ月を切った今週のPMS。Mozart の11番から練習スタート。響きのある中でどう曲を
-
-
自主練習の成果やいかに!微妙に違う課題曲にはいまだ苦戦中・・・
ここ3回ピノは自主練習が続いています。新しい2曲と編曲が違っていた課題曲F1の練習です。自分達ででき
-
-
久々の先生練習で新しい曲をしっかり練習しました!
今週のピノはおかあさんコーラス大会後初めての先生練習でした。そして夏のコンクールに向けての選曲期限
-
-
かたちを大切にする時代の歌い方で!
ピノの今週は先生練習です。自主練習で音取りをしたLottiのミサ曲のGloria全曲を練習しました。
-
-
【ハイドン四季】秋の野山の遠近感を感じて歌う!
今週のPMS練習は秋12番から。「よく頑張った!」と農夫にひと夏の仕事へのねぎらいの言葉を掛け、「や


