【フラワーアレンジメント】花の色味と配置のテクニックで秋色を楽しむ
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最終更新日:2019/11/17
フラワーアレンジメント 秋, 色の組み合わせ
隣り合わせにする花でできる雰囲気の違い。ひとつひとつの花を活かし、どんな雰囲気に作る事ができるかを楽しむレッスンです。
2本の色違いのガーベラをどう使うか、2色のヒューケラ(葉)をどう配置するかで、華やかにもシックな渋い雰囲気にも変化させる事ができます。
上の写真のHさんの作品では、渋い臙脂色と肌色のガーベラを濃いヒューケラに合わせ、渋い色同士にまとめています。赤いヒューケラも合わせた事で、振袖の柄の様なちょっと和風な雰囲気にも見えます。
この作品を正面から見ると
左半分はヒムロ杉を使って左右の色を変えたデザインにしています。
Sさんは黄色と白のガーベラを濃い色のヒューケラと合わせて、ピンク色にには合わせにくい黄色を上手に配置しています。↓
やはり、SUさんのお勧め部分はこの黄色と白のガーベラ部分と、ヒューケラからピンクのエリアへの配置です↓
SIさんは薄っすらピンク色のアイビーとピンクのガーベラを合わせた事で、アイビーのピンク色が印象的に見えます↓
SIさんはアウトラインをトライアングルな雰囲気に作って、きっちりした印象です。
花器の形とアウトラインをシンクロさせたIさんも、ピンク系の花とオレンジ系の花を臙脂のヒューケラを間に配置することで、分離させています↓
こういった色の組み合わせの材料では、ヒムロ杉の緑とヒューケラの臙脂を混ぜてしまわない配置がお勧めです。
Iさんのお勧め面は↓ ピンクの花の配置部分。ヒムロ杉を少なくしたことですっきりと素敵です。
今回の作品では、オールサイドでアレンジしていますが、主に表と裏を作っています。
ちなみに、上のIさんの後ろ側はこんな感じです↓
メイン側と比べると全く違う雰囲気ですが、しっかり鑑賞できる作品になっています。
レッスンではアウトラインは自由で作っています。
こういった作品を作る時、アウトラインはあまりはっきり作りすぎず、見せたい花のコーナーを作りながら、コーナーを繋げて行くとお洒落な印象の作品にすることができます。
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