【マタイ受難曲】曲の雰囲気は顔から入ろう
残り3回となったマタイ受難曲のPMS練習は1番から終曲まで全曲を練習しました。
それぞれの曲の雰囲気をはっきりコントラストのある表情で歌う事を確認練習しました。細かな曲の雰囲気の違いをどうやって歌うのか。
厳しく、激しく、優しく、柔らかく、下品に、決然と、あざけるように、確信を持って、不安げに、鋭く、どっしりと、無責任に、
これまで指示された沢山の言葉の数々、それらを、正しい音程で、適格なテンポで表現しなくてはいけないわけです。
とにかく先に飛び出すなんて事は絶対にしたくないし、正確な音で出たいと思う分、緊張の連続です。
そこに、重要な曲の雰囲気が加わるわけで、私はいつのまにか、許容範囲ぎりぎりな引きつった感じになっていました。
というわけで、沢山の表現をそれらしく歌うために、まずは顔の表情から作るようにとご指導がありました。顔が作れないのに、声がそんな風に出せるわけがないって事です。
そんな顔の表情を作るには余裕がなければできないわけで、
もう、色々な要素を混ぜあわせて、声に色を付ける作業は、全身運動です。
これが、余裕をもって、楽しく表現できるまでになりたいわけで、
激しくがただ、大きな声で歌うだけでない、優しくがただ小さな声で歌うのではない、コントロールの聞いた艶のある表現で歌いたいです。
実のところ私はまだまだ、出に自信が無いという状況。もっと自習が必要って事ですね。
関連記事
-
-
コラールが綺麗と言われる【ヨハネ受難曲】を目指して
昨日のPMSはコラール14番からスタートしました。今回も言葉を言い慣れ、コラールを歌い慣れる練習です
-
-
今週はホール練習とコーラルフェストで歌いました!
今週のピノは木曜日、金曜日と続きました。木曜日はコーラルフェストの前日という事で、久々に二俣川サンハ
-
-
【フォーレ・レクイエム】自分の声と他の音が反応している響きを歌おう!
月曜のPMSはフォーレを中心に練習しました。フレーズをつくっている音の微妙な音程を合わせる集中力。そ
-
-
【ハイドン Te Deum】言葉の罠に注意して軽快に!
先週から【テ・デウム】に入ったPMS。先週は用事でお休みしてしまったので、私は初練習でした。ホントこ
-
-
声を出すタイミングなど改善部分が盛り沢山でした
今週のPMSはホール練習の2回目。テンポが少し早くなったMozartの8番からスタート。とにかくテン
-
-
【ハイドン四季】狩りの歌に酒場の歌!歌うのには体力が必要!
今週の練習会場は私にとっては近くて助かる会場でしたが仕事で四谷から向かう事になり遅刻になりました。と
-
-
曲の輝きを増すエッセンスがいっぱい!
ピノは先週先々週と2回の自主練習で先に歌うかもしれない新曲3曲を音取り練習し、今週は海外演奏会から帰
-
-
【ハイドン四季】全曲通しで歌う事で見つかった課題
今年最後のPMS練習は演奏会に向けての全曲練習になりました。やり直しの効かない本番。一度でどれだけ今
-
-
【Ego flos campi】全パートを歌ってパート再編成しました!
今週はアンコン後初めての先生練習日で、新曲のパート決めなどを中心に練習。【Ego flos camp
- PREV
- 【松坂牛】まるよしの松坂牛!忘年会の賞品で当たりました!
- NEXT
- 苦手部分の克服が急務です・・・