合唱練習録音にオリンパスV823使っています 新機種LS-P2も良さそうですよ!
オリンパスV823を使い始めて2ヶ月、始めの頃は操作ボタンなど以前の機種と配置が違っていた事もあって押し間違いが多かったのですがやっと慣れてきました。
使い方に慣れてきたこともあって、初めの頃感じたノイズの悪さは実は操作ミスによって再生スピードを遅くしてしまった時に感じていた事とわかりました。(実際の使用感などは後半に記載)
合唱練習で録音する時、自分がどんな事を目的に録音しているかで設定も違ってきます。
どこで録音するか
私の場合は3種類の聞きたい事を練習習熟度で変えています。
練習初期には自分の音程が正しく歌えているかの確認のために、なるべく自分の声が判別できる目の前に置いて録音しています。
アカペラ団の練習中期前半ではパート内音程の均一がされているか、自分の声がパートの中で異質な声や音になっていないか、などを聴く為にパートの前に置き。その後は合唱の中心の前方に置いて全体の中でのパート音程と音量やその他の問題を確認しています。
最後は演奏会が近づく時期。遠く(ホールの後方中心)に離して録音して全体がどんな風に聴こえているのか、そしてやはりその中の自分パートの音程音量や自分の声が突出していないかなどを客観的に聞いています。
混声など人数の多い合唱では自分の声などは聞こえてはきませんが、たまに発声の悪さなどが気になる事もあって勉強になります。
録音して初めて気の付く事
私の場合、クレッシェンドの場面で自分ではかなり大きな声で歌えていると思ったのに全然大きくもなく、思った以上に音量が出ていなかったなんて事や、逆に意外と大きすぎていたなど。正しいと思って出している音が実は少し低かったり高かったりしている事です。
正しいと思っているところが問題なんですが、録音してみて気の付く事も多いです。これですから、録音していなかったらどれだけ迷惑な音を出し続けていたのか!って事なんですよね・・・。
アカペラ練習の録音
もう一つ、アカペラの録音での経験ですが、初めの頃は自分の声しか聴けていなかったという事が問題。無伴奏な事もあって自分の音程感で歌っているのですから自分の声だけを聴いていたのでは音の間違いには気が付けないという事です。正しい音で歌っているはずなのに?と自分の声だけを聴いていたのではダメだったというのが現実でした。
合唱全体の中にはまった音を出しているかというところに耳が向くまでかなり時間が掛かったというのが私の反省でもあります。これは今でも意識して全体の中の自分の声を聴くようにしています。
レコーダーの設定
肝心なレコーダーの設定ですが、基本、指向性は付けないで録音しています。機械の性能にもよりますが2万円程度までのレコーダーでは普通に近くの大きな音を録音しているので、隣に大きな声の人がいたりするとその人の声ばかりになってしまう事もありますが、あえて指向性は付けていません。
どうしても離れた場所で、でも自分のパートの声を録音したいという場合だけは付けてもよいかもしれませんが、全体の中での音量を知るためにも指向性は付けず、会議といった設定で全体を録音しています。
DS750に比べて安い機種という事で少し心配したのですが、2ヶ月使ってみて問題はありません。V823の方が軽く外出時の持ち運びにも便利です。
前回、メモリーカードの出し入れの問題を書きましたが、こちらも慣れると特別不便には感じなくなりました。
録音した音源をなにかに使うという目的ではないので、周りの声の中の自分を判別できる音質なのは確かですから、その上軽いなら普段の練習にはこの機種で充分と思っています。
オリンパスにしたもう一つの理由はメモリーカードの貸し借りができるという事。同じ団の人がオリンパスなら休んだ時の練習も聴けて助かります。本体だけでコピーなども完結しますのでPCなどに接続しなくても外出先で操作できて便利です。
録音をしても現実の音とは違うのだからと録音しない主義の方もいらっしゃいますが せっかくこんなに手軽な機械があるのですから、ぜひ録音してみて下さい。自分の声を聴くのは辛いことも多いのですがそれが現実なんですよね。意外と綺麗じゃん!なんて事だってありますよ。
購入直後に書いた記事はこちら ICレコーダー合唱練習にV823
新機種情報2016年12月
V823より上位機種のLSシリーズが発売されていて 意外とお手頃な値段です!
コンパクトで音質の良いものを探している方にはこちら LS-P2をおススメします
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