【フラワーアレンジメント】初夏の枝物を使った自然なアレンジ
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フラワーアレンジメント ナツハゼ, 枝物
今月のレッスンは新緑の季節を楽しむアレンジ。ナツハゼの枝を使った自然な雰囲気のアレンジです。
枝の形によって大きくデザインが左右される、作品になります。
いけばなと同じように、枝の向きが重要なポイントです。この向きを間違えると、自然では無くなってしまいます。
枝の向きを良く感じて、配置する事が大切なわけです。
もう一つのポイントはジャングルにならないように空間を作る事です。
大きく横方向に向いている枝を活かして、洋風のバスケットにアレンジしたSUさん↑↓
足元に入れたオオデマリで、たっぷりとした印象です。
同じように横方向の枝ぶりですが、向きが反対という難材を上手にまとめたSGさん↓。
空間が開き過ぎないよう少し手前に枝を配置して、一つの視野に入るようにしています。
Iさんの作品は水盤のようなお皿にアレンジしています↓。
平らな面にスポンジがドン!と乗っている視覚的な問題を大振りなレザーファンを使って隠しています。
こういった作品ではただ1枚を使うのではなく、何枚かを組み合わせ、葉の下にまた別の材料を入れて自然な雰囲気を出すようにすると素敵です。
縦方向に葉の茂った枝になったHさんの作品↓。
自然の明るい林の中にいるような景色になりました。
全てのお花がハッキリと存在感のある印象で華やかですね。
フラワーアレンジメントと言っても、こういった自然な雰囲気の作品に作る事もできます。
基本の定型からこういった自由な形まで、やはり奥が深いですね。
みなさんの違った雰囲気の作品に癒される時間でした。
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