【棚経】夏の行事で思う事
私のブログでもよく登場するお寺さん絡みの話題。
1600年代に伊勢から出てきた商人のご先祖さまは、なぜかこの地が気に入って定住。伊勢から親戚や知人を呼び寄せて暮らしたくらいですから、よほど住みやすかったのでしょう。
お寺にはその時に伊勢から出てきた、遠~~~い親戚の方達の墓地もあります。
と、そんな事から、お寺の行事は避けて通れません。
先日も練習日の打ち合わせの中で、彼岸の入り、彼岸の中日やお盆など練習が入るとちょっと困るというのが本音な日に、『その日は彼岸の中日ですね』と話したところ、全く関係のない方達ばかりでした。
そう!ほとんどの人が関係ないんですよね・・・。
行事をちゃんとすべてやっているわけではありませんが、なんにもしないわけにもいきません。ずっと、何代もやっている事だから私のご先祖さまだからやっているってだけで、個人的な宗教観はほとんどありません。
しかし、最近で棚経なんてお坊さんがいらっしゃってお経をあげて下さるお宅、少なくなっているんでしょうね。『棚経』という言葉すら若い人は知らないかもしれません。ふと、同じ町の中でもそんな事をやっている家の割合ってどの位なのかなぁと思ってしまいました。ちなみに、いらした住職さんに今日のご予定は?と伺ったら今日は16件と仰ってました。この暑い時期に大変ですよね。
私は・・・年中行事としてこなしているだけというふとどき者なわけです・・・。
ん~・・・ 何を書きたかったか!
『棚経』なんていまどきの世代には関係ないんだなって思ったわけです。
それでも、子供の頃から8月のこの時の仏壇の掃除は私の仕事でした。朝から、家中お掃除して、お正月並みにお掃除して、打ち水したり涼しそうなしつらえにしてお坊さんをお迎えしました。
一種独特なその時間。お経をあげていただく時間も随分長かった気がします。
お帰りになった後のさばさばとすっきり片付いた家のすがすがしさは印象的・・・。
そう!今の子供達はどう思っているのでしょう。お坊さんの都合もあってお盆の間にいらっしゃるわけではないので、子供達が同席した事は1,2度。
お盆の行事だって、夏休みとしてその時期に休むからという程度。
私にしたら、13日にお迎えに行って、お迎えして、『迎えダンゴに送りそば』とうい事で、お団子を作り。おせがきでお寺に行き、16日にはおそばをお供えしてお送りする。まあ、お盆や彼岸の行事はみなさんやっていると思いますが・・・。
子供達もやるようになるのか・・・。
一年のメリハリすら感じる、行事のひとつですが・・・。
それにしても、毎年『棚経』にはかなりのエネルギーを使います。
という訳で何日も前から『一年の一大行事だから!』と気を入れ、その日を過ごしました。
お坊さんの帰った後、すっきり綺麗になった涼しい部屋で昼寝をした事は、暑~い日差しの中をバイクで移動しているお坊さんには言えません・・・。
関連記事
-
-
【秋の彼岸】今年もおはぎで彼岸の入りになりました
お彼岸の入りの今日、おはぎを作りました。今回は500gの小豆に460gの砂糖で餡を作り、もち米は4.
-
-
【秋彼岸】暑さ寒さも彼岸まで?
35度越えの彼岸の入り、【入り牡丹餅】という事で、午前中に母も必ず作っていたおはぎを作って
-
-
【水性オイルステイン】30年前の木彫飾り棚を塗り替えてみました!
38年前にお祝いでいただいた民芸調の木彫飾り棚。ずっと花を飾ったり、鉢植えを置いたりして疲れてきて
-
-
【甘酒】飲み比べ 稲垣来三郎匠は美味しかった
最近はまっている麹の【甘酒】。メーカーによって本当に味が違います。なので、以前のように「
-
-
【リバティーとユニクロ】がコラボ!値段設定もお手頃で期待しちゃいます!
かわいい花柄で高級なイメージのリバティーとユニクロがコラボした商品が出るんですね!ロンドンの老舗
-
-
【介護認定】その2 訪問認定調査の様子
7月23日介護認定の申し込みをしたあと8月1日に本人が熱中症で入院してしまい1週間遅れでの流れになり
-
-
【松坂牛】まるよしの松坂牛!忘年会の賞品で当たりました!
昨年年末、息子が会社の忘年会で松坂牛400gを当ててきました。早速注文しました。この景品、いったいい
-
-
【タケノコでメンマ】と崎陽軒シウマイ弁当風煮物作ってみました!美味しいです!(作り方)
旬真っ盛り!竹の子で、今年はメンマと崎陽軒シウマイ弁当に入っている煮物風の煮物を作ってみました。家
-
-
【愛ちゃん結び】ほどけない靴紐の縛り方!これは覚えたら有効活用できそう!
靴紐ってしっかり縛ったつもりでも、歩いているうちにいつの間にかほどけてたりしますよね!テレビ『ソレダ
-
-
【同居家族がコロナ陽性になった】本人と家族の自宅待機期間
とうとう我が家にもコロナ陽性者が出てしまいました。東京まで通勤している息子です。ほとんど



Comment
エライですねー
我が家ではお坊さんを呼ぶこともなく、迎え火送り火もなく、
ま、神道ですからね。
きれいに片付いて、清々しいお部屋でお昼寝、畳、開け放した窓、風鈴なあんて勝手に日本の夏を思い描きました。
子供の頃の夏休みで、廊下でゴロンと寝転がると、どこからかそよ風が吹いてきて、気持ちよかった記憶があります。