【題名のない音楽会】暗譜・パートをばらばらに配置、合唱練習でもやりました!すごく勉強になります
今朝の『題名のない音楽会』【指揮者のわがまま音楽会】っていう副題。オーケストラに指揮者が色々無茶振りするという企画。
オーケストラの人達、イコール音楽のプロの人達にとってある意味どんな要求もさほど無茶振りとは感じはしなかったのですが、なるほど、新鮮な刺激があって、今まで気がつかなかった色々な事に気が着くという事だと思いました。
一番面白かったのはパートがばらばらに配置するというもの
パートをバラバラにする、コンサートマスターが後ろの方だったり、ティンパニーが前にいたり、同じ楽器の人もバラバラに配置。
これは演奏する方も聴く方も新鮮ですよね。
演奏する人達はとても難しい、たとえ指揮に合わせるといっても同じパートの人がどんな風に演奏しているか聴かなくては揃え難いし。
前の方で演奏するのと、後ろの方ではタイミングも違うし。
残念だったのは、もう少し聴き慣れた曲か、あるいは同じ曲で聞き比べてみたかったです。
合唱でも
私達の団(アカペラ)でも以前よくやったのが、パートがばらばらになって歌うというもの。
いつもは聴こえている自分のパートが離れたところから聞こえ。隣には違うパートの音がします。
普段聞いているようで聞けていない他のパートに合わせて和音を作る耳を作る。
テンポや微妙な音程の差を認識して同じパートが一つになる耳を作る。
そして、他人(同一パート)に頼らない自立したパートの音となる。
前方に響いている音を聴きながら歌う。
本当に勉強になりました。
テレビではオケの人に暗譜という課題がありましたが、私達がやって新鮮な刺激になったのは、古い時代の合唱のように、パート譜を見て歌うというもの。
これは思った以上に難しかったです。
器楽の経験のある人だったら難なくこなせるこの事が、素人のアカペラだと難しい!
楽譜に他のパートが書いていないってこんなに難しいのかと感じました。その時はルネサンスの曲を練習しましたが必然的に音をよく聴いていないと出れないしとんでもなくバラバラになってしまったり。音、テンポ共に伴奏の無いなかで合わせるという事がどんなに難しいか、耳を使って歌う事の重要さをその時も実感しました。
いつもと違う方法で練習してみると、見えなかったものが見えて、聴こえなかったものが聴こえて、勉強になると感じたのを今日のテレビで思い出しました。
関連記事
-
-
広い会場で広がって歌える爽やかさ!でもアンサンブルにはちょっと遠いという贅沢・・・
ピノは練習再開3回目。今週は今まで使った事のなかった会場を使っての自主練習になりました。地域によっ
-
-
【あさイチ】風呂敷2枚でリュック!作ってみたらとても背負いやすい
今朝のあさイチ、熊本震災関連で、運び難い荷物を運ぶのにふろしきがいいとリュックの作り方(包み方)
-
-
【マタイ受難曲】終盤の3曲を復習して懇親会をしました!
今週は木曜と日曜というタイトな練習日だったPMS。前回はとにかく予定通りに終曲まで進めたと言う感
-
-
自主練習で新曲5曲を練習中!
先週からピノは自主練習で新曲5曲を練習中です。4週連続の自主練習ですが、先週は風邪でお休みしてしまっ
-
-
ボイトレとプーランクAve Mariaの自主練習をしました
昨日のアンサンブル・ピノはT先生のボイトレからスタート!T先生のボイトレは体操が基本!身体のどこを
-
-
【ハイドン 天地創造・テデウム】オケ合わせでテンションアップ!
15日、16日とPMSはオケ合わせでした。1日目は【天地創造】を冒頭から29番までを練習。2日目はソ
-
-
【全日本合唱コンクール全国大会】2017室内合唱の部聴いてきました!
今年の全国大会は東京という事でなかなか聴く事のできない全国大会を聴いてきました。私が聴いたのは【室内
-
-
それぞれのパートに散りばめられた作曲家の意図を確実に表現する
今週のPMSも歌い込みが続いています。Schubertを1番から全曲歌って、どこをどんな風に注意して
-
-
【新型コロナウイルス】東京の感染者数増加と岐阜の団内感染を考慮し練習中止しました
ここ数日の新型コロナウイルスの感染者動向は予断を許しません。いつ自分の身にふりかかってもおかしくない
-
-
一筆書きのイメージで先へ向かって歌おう!
26日の合唱祭直前練習となった今週のピノ。8名で歌う対策をしながら、練習の薄かった曲を中心にご指導い