【オリンパス LS-P2】合唱練習録音の録音レベルはマニュアルがいい!
合唱練習の録音にICレコーダーのオリンパスLS-P2を使い始めて1年と2か月。この機能で本体が小さく軽いところが、この機種の特徴です。
今までいくつかのICレコーダーを使ってきていますが、音質的な事と大きさと重さなど満足しています。
それでも、時折録音を失敗してしまう事があります。
それは録音レベルがいつのまにか上がってしまって爆音になり音割れしている。あるいはレベルが極端に小さくなってほとんど聞くことができない、という状況。
これは録音レベルの設定をマニュアルにしているからなんですが、普段の練習ではほとんど録音レベルを16か17にしています。それ以上だと大きな音量になった時に音割れしてしまいます。だからと言ってリミッターを使うとFFなどで歌っている部分だけが こもった音になってリアルな音質で聞く事ができないからなんです。
この録音レベルの設定ボタンは録音スイッチを入れ一旦停止している状態で << や >> で上下させます。
ところが再生させながら持ち歩き間違って録音ボタンを押してしまっていて、録音レベルが変わってしまったり。電源を落とさずスリープで持ち歩き、バックの中で物に押されて、録音ボタン→録音レベル変更という誤動作をやってしまいやすいのです。
先日も2つの練習録音が全く聞く事ができませんでした。
毎回録音レベルをチェックすれば良いのですが、どうもスタートする時のタイミングはいつも慌てていてできないんです。
本題はここから
この失敗を無くすために、試しに録音レベルをオートにしてみる事にしました。
設定的には 高 中 低 マニュアル オート と5種類あるのですが、オートで録音してみました。
70名合唱の 自分の足元での録音です。
この結果は、思った以上に残念な結果でした。
普段レベル17では指導される先生の声が小さいと感じるのですが、オートではこの先生の声が丁度よい感じに録音されていて良いのですが、歌いだしたとたんに、カバンの中に入った、あるいは上からタオルがかぶさったようなこもった音になり、全体の音がぼやっとまとまって聞こえるだけの音になってしまっていました。
マニュアルでレベル17だと、全体の音、遠くのパート、近くのパート。自分の周りの人の声、そしてその中の自分の声が判別できる透明感のある音に録音されています。
自分がどんな声でどんな音程で歌ったのかなどチェックしたくて録音しているのですから、オートでは全く役に立たない録音になってしまいました。
というわけで、合唱を録音して、自分の声や音程をチェックしたい人は 録音レベルをオートではなく、マニュアルにすべきだという事がわかりました。
録音場所や人数などで、それぞれの録音シーンは違うとは思います。色々試して丁度良いレベルを探す必要はありますね。
そして、自分にも言える事ですが、持ち歩くときは電源を切る。録音前にレベルはこまめにチェックする事が失敗しない手段という事のようです。
関連記事
-
-
日本語曲でブレスのトレーニング!
ピノは4週間の自主練習を挟んで、今週は久々の先生練習でした。まずは、コーラルフェストの選曲を兼ねて、
-
-
【Verdi Requiem ,Te Deum】全団合同練習はさすがの迫力
いよいよ演奏会の月に突入!残り3回でオケ合わせになった10月1日の合同練習。全団合同とあって流石の迫
-
-
【Verdi Requiem】合同演奏会に向けての練習にやっと行けました!
新型コロナウイルスの蔓延が無ければ2021年2月にサントリーホールで行われるはずだったダイヤモンドコ
-
-
【マタイ受難曲】狂った人達の狂気の叫びを正確に歌おう!
今週のPMSも益々ヒートアップした人達の叫びを練習しました。練習は新曲50dからスタート。早いテンポ
-
-
100円ショップの商品便利だけど それだけじゃないと思う事
娘が毛玉取りを買ってきました。初めはとりあえずと100円ショップですぐに壊れちゃうかもと覚悟しつつも
-
-
【オラトリオ 聖パウロ】聞かせ所は腕の見せ所!
今週のPMSは23番から。 このオラトリオの聞かせ所で、合唱の腕の見せ所5声の23番
-
-
新曲も決まって【アンサンブル】を磨きます!
今週のピノは今年に入って初めての先生練習。おかあさんコーラスで歌う曲が決まっていなかった事で、これま
-
-
少人数でアカペラ特訓
ピノの今週の自主練習は色々な事情で5人での練習になりました。幸い各パート一人ずつは揃っていたので、し
-
-
音程のぶれない歌い出しは自分の課題です!
今週のPMSも2か月後の演奏会にむけての仕上げ練習です。Schubertの11番からスタート。曲全体
-
-
普段歌わない音域を歌うときのポイントを教えてもらいました。
今週のピノは自主練習の週。自主練習は新曲を先生にみていただく前に練習する重要な練習でもあります。自分
- PREV
- 【ハイドン 天地創造・テデウム】鮮やかに歌い分ける
- NEXT
- アンコンに向けてホール練習しました!