【フラワーアレンジメント】春のバスケットアレンジ
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最終更新日:2017/04/22
フラワーアレンジメント 籠
今月は春の花をバスケットにアレンジしてみました。
バスケットや入れ方も自由で、花も2つのパターンで用意しました。とは言えあまり違った材料は無かったので、似かよってはいますし、春と言っても通年ある物が多くなっています。季節感のある材料はバイモユリとナデシコ位ですね。
ボンネット型の平たいバスケットを使ったHさんは個性的なデザインではない、優しい雰囲気にアレンジしています。
形に悩んだら、基本のアウトラインにイメージを切り替える事も大切です。慣れてくるとどうしても凝った形にしてみたくなったり、自分のワンパターンなデザインになりがちです。そんな時は思い切って、ふんわりやさしいラウンドも、花の配置次第で変化をつける事ができます。
同じバスケットで、同じようにバスケットを縦に使っているSAさんですが、SAさんは後ろにも流れをつけたデザインにしています。
正面からの写真だとちょっとその流れはわかり難いかもしれませんね。花はHさんとは違います。
少し深い形のバスケットを使ったSUさん(手前)とSIさん(後ろ)。どちらも、深い分少しやり難かったかもしれません。
普通の花器でも深さがあるのですが。中にセットするスポンジの高さがバスケットに入れる時の方が低くセットするので難しくなります。広がりに制約ができてしまうからですが、その点SUさんの籠はすき間が大きかったので横への広がりは出せたのではないでしょうか。
バスケットも普通の花器の一種と考えるとまた違ったデザインになるのですが、今回は春の雰囲気を楽しむ事がポイントのデザイン。
という訳で、春のバスケットをアレンジする時、春の『自然』な雰囲気を作るポイントはグリーン(葉物)の扱いです。
普通の基本アレンジより葉を長めに使ったり、均等な配置ではなく、少しグルーピングする事も自然に見せるポイントです。
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