【フラワーアレンジメント】キャンドルスタンドを使ったクリスマスキャンドルアレンジ(作り方)
クリスマスの時期にはキャンドルを組み込んだアレンジを飾る機会が増えます。
今回は花器ではなくキャンドルスタンドを使ったフラワーアレンジの作り方をご紹介します。
キャンドルスタンドのセッティング
キャンドルスタンドと言っても色々。キャンドルを立てる針の付いている物、付いていない小さな受けだけの物など。
今回は針の無い、小さなお皿状の受けの付いた、キャンドルスタンドを使っています。
お皿が付いているのでその範囲に吸水性スポンジをセットします。
スポンジは3cm程度の高さにカットし、受け皿からはみ出した部分もカットしておきます。
吸水スポンジ用の粘着テープもしくは、ビニールテープ(細くして)で固定します。
キャンドルの立て方
キャンドルの立て方にも何種類か方法がありますが、私のおススメは針金を挿す方法です。
18番か20番の針金を3~4cmにカットします。
キャンドルの太さによりますが、今回のキャンドルには3本使いました。
針金をペンチで持ち、先が赤くなるまで加熱します。
熱いうちにキャンドルに差し入れ、固定するまでしばらくそっとしておきます。蝋が溶けている間に垂直になるよう調整してください。曲がっているとスポンジにセットした時、キャンドルが割れたりしてしまいます。
針金はあまり深くは刺さりません。上に出ている針金の長さが吸水スポンジの厚みより短くなるよう揃えて起きます。
スポンジにセットするときには、少しだけキャンドル部分も沈み込むようにすると安定します。
花をアレンジする
キャンドルのアレンジでは基本の注意のひとつに、キャンドルの火が花に燃え移らないようにする事があります。
せっかくのキャンドルが花に埋もれてしまわないよう、キャンドルのまわりにピッタリと花が付かないよう入れて下さい。
あとはお好みでアレンジ!で良いのですが
今回は、小さくアレンジするため、バラなども花首で短く使っています。バラの茎を2~3cmの長さにカットして使います。
アレンジの手順も今回はグリーンからでなく、花を先に入れています。バラの花の高さ以上に長くならないようにする為と、モミを先に入れてしまうと他の花が入り難くなるからです。
ポインセチアを使う
クリスマスらしさを出すアイテムとしてアレンジにポインセチアも素敵です!
切花にすると水揚げが悪いと有名なポインセチアですが、この方法で普通に使えるようになりますのでご紹介。
あらかじめボールなどに水を入れておきます。
ポインセチアは鉢植えで購入し、鉢からアレンジに使う長さで切り、すぐに水に入れます。
白い液体が茎から流れ出るので、その液体が出なくなるまでシャブシャブと揺らし続けます。1分程でかなり少なくなりますが、この洗いが短いと目詰まりを起こし、水揚げしなくなるので、1分以上シャブシャブする事をおすすめします。そして、水から上げたらすぐにスポンジに挿します。
姫リンゴには18番など太い針金を2本刺して吸水スポンジに固定します。針金の挿す方向で固定力が違いますので、リンゴがスポンジから落ちないよう注意してください。
松かさには26番の針金を掛けてから挿します。
モミの小枝をすき間に入れ、最後にヒイラギを入れて出来上がり。
ヒイラギは痛いので必ず最後に!
キャンドルを使っただけで、ゴージャスな雰囲気になります!
ぜひ、素敵なクリスマスアレンジを作ってみて下さい!
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