声だけで造る音楽の極み

おかあさんコーラスでは残念な結果となってしまいましたが、今週のピノは次なるステージに向けてアカペラを精進する練習となりました。
バールドシュとコーダイという近代のハンガリーの作曲家のAve Mariaとイタリアの作曲家モンテヴェルディのバロック期の作品のAve Mariaを3曲歌います。
今週はバールドシュを練習しました。ユニゾンから和音へと広がっていくフレーズで作られた美しい曲です。まずはユニゾンで倍音が作れる事がポイント。同じ音を出すという事だけでなく同じ口の形にすることで響きをも揃える事を練習しました。響きが揃った瞬間にしっかり強い倍音が聞こえてきます。この違いは曲の美しさに必須なのだと思いました。なにげなく自分音程で声を出していたのでは絶対に造れない世界です。これがあるからアカペラが楽しいんです。自分の声で声だけで作り上げられる宇宙を感じる世界だから。ひとりひとりの努力が作る世界だと感じます。
先生練習はバールドシュのみで終了。今回はまだパート分けが決定していない曲もあります。次のステージまで先生練習も少ないので、前回のような状況にはしたくありません。とにかく各自2パートがしっかりどちらも歌えるよう練習しておく必要があります。後半の自主練習では残りの2曲を練習しました。私はメゾを歌うかもしれない曲もかなり慣れてきて、やっぱり私はメゾの方が歌いやすいなぁ なんて思ってしまいますが、必要なところで戦力になれるよう精進精進!!
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