声だけで造る音楽の極み

おかあさんコーラスでは残念な結果となってしまいましたが、今週のピノは次なるステージに向けてアカペラを精進する練習となりました。
バールドシュとコーダイという近代のハンガリーの作曲家のAve Mariaとイタリアの作曲家モンテヴェルディのバロック期の作品のAve Mariaを3曲歌います。
今週はバールドシュを練習しました。ユニゾンから和音へと広がっていくフレーズで作られた美しい曲です。まずはユニゾンで倍音が作れる事がポイント。同じ音を出すという事だけでなく同じ口の形にすることで響きをも揃える事を練習しました。響きが揃った瞬間にしっかり強い倍音が聞こえてきます。この違いは曲の美しさに必須なのだと思いました。なにげなく自分音程で声を出していたのでは絶対に造れない世界です。これがあるからアカペラが楽しいんです。自分の声で声だけで作り上げられる宇宙を感じる世界だから。ひとりひとりの努力が作る世界だと感じます。
先生練習はバールドシュのみで終了。今回はまだパート分けが決定していない曲もあります。次のステージまで先生練習も少ないので、前回のような状況にはしたくありません。とにかく各自2パートがしっかりどちらも歌えるよう練習しておく必要があります。後半の自主練習では残りの2曲を練習しました。私はメゾを歌うかもしれない曲もかなり慣れてきて、やっぱり私はメゾの方が歌いやすいなぁ なんて思ってしまいますが、必要なところで戦力になれるよう精進精進!!
関連記事
-
-
【BACH ロ短調ミサ曲】器楽的に歌おう!
来年7月の演奏会に向けてPMS合唱団の練習がスタートしました。今回は100人越えの編成。新
-
-
【クリスマスオラトリオ】バッハの精密な細工を歌う!
オケ合わせ前の練習があと2回となった今週のPMSは冒頭1番からスタート。お正月で声を出して
-
-
何と言っても結局は自分の声が課題です・・・。
今週のピノはおかあさんコーラスが終わって初めての先生練習でした。そのうえおかあさんコーラス全国大会の
-
-
【マタイ受難曲】演奏会無事終了しました!
昨年5月から練習をスタートしたPMS合唱団の【マタイ受難曲】演奏会が紀尾井ホールで10日終了しまし
-
-
広い所で見劣りしない(汗)歌い方を練習(笑)
昨日のピノはホールを使って練習しました。普段使っている会場で格安ホール開放日と練習日が重なった事
-
-
【ハイドン四季】2番語尾のタイミング付けを集中練習!
ゴールデンウィーク明けのPMS練習は2番から。練習をスタートした2番で、『Komm』の『m』、『 L
-
-
自分の音、自分パートの音が歌えても、歌えた事にはならない・・・
今週はボイトレと自主練習だったピノ。ボイトレでは皆の音程イメージを揃え、揺らぎを無くす方法などをご指
-
-
久々のルネサンス曲に悪戦苦闘・・・
今週のピノは先生練習。スタート時点で全員そろっていなかった事もあり、急遽久々のルネサンス曲の練習にな
-
-
残響の中で美しく、切れ味の良い歌い方をするためのプロセス
演奏会まで1ヶ月を切った今週のPMS。Mozart の11番から練習スタート。響きのある中でどう曲を
-
-
ボイトレで発音練習、自主練習で和音練習
今週のピノはT先生のボイトレと自主練習でした。ボイトレでは発声練習の後、フランス語の発音をもう一度初


