100分の2の音の違いをしっかり和音で表現する!
今週のピノは合唱祭に歌う曲を練習。まずは F1【Ego flos campi】から練習しました。
ポリフォニーの縦線を合わせるという基本部分を丁寧に練習した後、パートごとの言葉と歌いまわしを練習。
ルネサンス曲のフレーズの流れを作りながら、縦の和音を作って行くという練習は、自分が歌っている声だけでは作れない音楽を作るという合唱の基本でもあります。
自分の声だけに注視する状態から一歩前進させなくてはいけない、そんな耳を使う事を意識する練習をしました。
以前歌った事のある、【Missa Brevis Gloria】では、テンポや強弱の確認をしながらの練習になりました。
テンポや調性が変わる部分を綺麗に表現する練習は楽しいです。
調が変化する部分での明暗が、たった『100分の2の音の変化』で起こっていると言う事。
以前この曲を歌った時、なぜか自分の音がしっくりこないと思っていた部分だったと思い出し、説明を聞いて納得。普段からあちこちで、そんな疑問がよぎるのですが、自分では全く分かっていないために改善しきれず、なんとなく通過していました(汗)・・・自分の未熟さを痛感したわけです。
それにしても、前回の自主練習の録音で気づいた、声が音になるタイミングの遅れを、今回はかなり注意して歌ったつもりでしたが、今回もあまり改善されていませんでした。
特に低い音での遅れが気になったのですが、やはり自分の出す音がちゃんと正しく響いて歌えているかを確認している部分で起こっているので、声を出す→聴く→次の音を出すという部分で、ほんの少しのタイムラグを起こしているんですね・・・。
今回は注意して歌ったつもりだったのですから、結果はもっともっと早めのタイミングで声を出し始めなくてはいけないって事なんですよね。0.00秒クラスのタイミングですが、聴く人に同じタイミングで聴こえるタイミングで歌えるようにしないといけないと自覚しました。
関連記事
-
-
【BACH ロ短調ミサ曲】3回目でSanctus
先週のPMS練習の記事を書けないまま3回目となってしまいました。先週3番のキリエに入りまし
-
-
【ハイドン】天地創造とテ・デウム、形が大事な時代を歌う!
今年最後の練習になったPMS、練習会場もいつもと違う会場での練習でした。そして、全曲を歌う練習をし
-
-
【Missa Canonica】新曲は検索しても参考音源のない Jan Mulの曲
今週のピノは先週先生が持ってきてくださった新曲 Jan Mul の【Missa Canonica】の
-
-
2ヘルツの罠にはまって悪戦苦闘・・・
今週は喉の痛みとダラダラの鼻水で月曜のPMSもお休みし、声を出さずにコンクールまで残り先生練習が2回
-
-
暗譜の為に楽譜を分析して認識!頭はフル回転でした!
今週のピノは自主練習。先週の先生練習でご指導いただいた改善点をからだに刻み、現在の最大な課題の暗譜を
-
-
まず息を吐いてから!出だしを揃える極意?!
コーラルフェストを翌日に控えた今週のピノ。コーラルフェストそのものが今回の新型コロナの問題で変則的自
-
-
発音からくる問題点をボイトレで改善していただきました
今週はボイトレと先生のご都合で自主練習になったピノ。T先生に時間を延長してボイトレしていただきました
-
-
声だけで作られる音楽の楽しみを体感する練習!
先週はピノはめずらしくお休みでした。そして今週は先生練習日!新しい方達もパートが大体決まって本格始動
-
-
先生練習納めでささやか茶話会
ピノは今週で今年の先生練習は終わりました。そんな数少ない貴重な先生練習日なのに会場で音楽イベントがあ
-
-
【Petites voix】まずは正確で綺麗な音を作る練習
今年初めての先生練習になったピノ。先生練習前には歌詞の表現しようとしている事はどんな事な


