【精霊の守り人】NHKシーズン3最終章 視聴完走した感想
2016年3月から放送されていた【精霊の守り人】シリーズ3部作が先日最終回を迎えた。
上橋菜穂子さんのファンタジー小説をNHKがドラマ化したもので、配役、セットなど力の入った作品でした。
なんと言っても主役の綾瀬はるかの好演が印象に残ります。その他にも沢山の主役級の役者さんが出ていて、そういう意味でも見応えがありました。
バルサ(綾瀬はるか)の殺陣はほんとうに見事!感心しました。
シリーズ1があまりにもファンタジーだった事で、大人な視聴者は少し減ったかもしれません。私はシーズン2と3になってからが面白かったというのが感想です。
今回の最終章では、バルサの生い立ちと師匠との関係などが描かれ、途中でバルサ編と言える内容が完結しました。
後半はチャグム皇太子(板垣瑞生)の活躍とどうやって戦を終結させるかが描かれて、いくつものエピソードが決着するお話でした。
タルシュ帝国のラウル王子(高良健吾)とヒュウゴ(鈴木亮平)の主従関係やカンバル王国のログサム王(中村獅童)などの迫力ある演技も良かったです。とにかく、演技派の俳優さんが目を引きました。さすがNHKで大河ファンタジーと名付けただけの事はあります。
それでも私的にわかり難かったのが新ヨゴ国の帝(藤原竜也)の人物設定。原作を読んだ事がないので、ドラマの中だけで判断するしかありませんでしたが、どうも分からない人(設定では現人神ですが・・・)。人間だけど神として育てられ、神としての立場を守らなくてはいけなかったという事なのでしょうか?
謎の人物だったヒュウゴの最後の扱いはなるほどぉと思いましたし、上手くお話をまとめたのではないでしょうか。
でも、全体としてなんとなく残念だったのはお話に深みが足らないような気がした事。
台詞がなんだか不自然と感じた事は確か。
特に国名を言う時 『新ヨゴ国の○○』とか『ロタ王国』『タルシュ帝国』など緊迫したシーンでもフルネームで喋っているのが気になりました。
すごいなと思った事も沢山あって、衣装が国や地域によってとても工夫されていて凝っていました。ファンタジーという事で、ゲームなどの国設定に近い感じだったのかもしれませんね。
カメラワークも凝っていて、町の中での人物描写など細かく描かれていました。
ファンタジーをドラマにする事の難しさなのかもしれませんが、現実の実像で表現できる部分と仮想な部分の共存が、とても上手、とても良く出来ている部分と、現実味の無い部分、残念感のある部分になっていたかもしれません。原作を読んだ人だったら、また別の感想があるかもしれませんが、これはドラマだけを観た私の感想です。
そして、テレビドラマとは言え、新しい創造の世界に挑戦した作品。沢山のエネルギーが結集されていた事は確かです。
とにかく、3年間撮影されてきた俳優さん、スタッフさんご苦労様でした!そう言える作品です。
NHKの公式サイトには役者さん達のインタビューなどが載っています。
そちらも面白いですよ。
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